香芝市議会 > 2021-02-22 >
02月22日-01号

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  1. 香芝市議会 2021-02-22
    02月22日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    令和 3年第1回 3月定例会            令和3年第1回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 令和3年2月22日2 招集場所 本市役所5階議場3 出席議員 (15名)    1番 芦 高 清 友           2番 鈴 木 篤 志    3番 中 谷 一 輝           4番 筒 井   寛    6番 上田井 良 二           7番 下 村 佳 史    8番 中 山 武 彦           9番 森 井 常 夫    10番 中 村 良 路           11番 関   義 秀    12番 小 西 高 吉           13番 細 井 宏 純    14番 中 川 廣 美           15番 河 杉 博 之    16番 北 川 重 信4 欠席議員  な  し5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     福 岡 憲 宏       副市長    小 林   悟   教育長    村 中 義 男       企画部長   堀 本 武 史   総務部長   上 平 健 二       市民環境部長 南 浦 幸 次   危機管理監  笠 屋 眞 一       福祉健康部長 滝 村   豊   都市創造部長 奥 田 芳 久       上下水道部長 葛 木 好 昭   教育部長   福 森 る り       企画部理事  遠 藤   啓   福祉健康部理事黒 越 頼 雄       財務局長(財政課長事務取扱)                               仲   哲 司   地域振興局長(商工振興課長事務取扱)    福祉健康部次長平 山 訓 徳          津 崎 弘 美      都市創造部次長(土木課長事務取扱)          津 本 和 也       教育部次長  澤   和 七   会計管理者(会計課長事務取扱)          平 山 勝 啓6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長(議会総務課長事務取扱)                               奥 山 善 弘                          〃 書記 倉 谷   純7 会議の事件は、次のとおりである。   承第1号 令和2年度香芝市一般会計補正予算(第12号)の専決処分の報告及び承認について   議第1号 香芝市情報公開条例の一部を改正することについて   議第2号 香芝市行政組織条例の一部を改正することについて   議第3号 香芝市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正することについて   議第4号 香芝市立学童保育所条例の一部を改正することについて   議第5号 香芝市子ども医療費助成条例の一部を改正することについて   議第6号 香芝市介護保険条例の一部を改正することについて   議第7号 香芝市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正することについて   議第8号 香芝市国民健康保険条例の一部を改正することについて   議第9号 香芝市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正することについて   議第10号 令和2年度香芝市一般会計補正予算(第13号)について   議第11号 令和2年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について   議第12号 令和2年度香芝市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について   議第13号 令和2年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第3号)について   議第14号 令和2年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)について   議第15号 令和2年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)について   議第16号 令和2年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)について   議第17号 令和2年度香芝市下水道事業会計補正予算(第1号)について   議第18号 令和3年度香芝市一般会計予算について   議第19号 令和3年度香芝市国民健康保険特別会計予算について   議第20号 令和3年度香芝市後期高齢者医療特別会計予算について   議第21号 令和3年度香芝市介護保険特別会計予算について   議第22号 令和3年度香芝市土地取得特別会計予算について   議第23号 令和3年度香芝市財産区財産特別会計予算について   議第24号 令和3年度香芝市水道事業会計予算について   議第25号 令和3年度香芝市下水道事業会計予算について   議第26号 財産の取得について   議第27号 指定管理者の指定について   議第28号 奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び奈良県市町村総合事務組合規約の一部を変更することについて   議第29号 訴訟上の和解について   同第1号 香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   意見書第1号 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)」の改正を求める意見書(案)8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    4番 筒 井   寛           6番 上田井 良 二                                 開議 午前9時15分 ○議長(中村良路) 皆さんおはようございます。 本日、令和3年3月第1回香芝市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様方には何かとお忙しい中でございますが、ご出席いただきまして誠にありがとうございます。本定例会がスムーズに運営できますよう、議員皆様方の格段のご協力をよろしくお願いを申し上げます。 議員並びに理事者、傍聴にお越しの皆様方にお願いを申し上げます。携帯電話の電源はお切りになるか、マナーモードにしていただきますようよろしくお願いをいたします。 新型コロナウイルス感染症対策については、各自対応のほどよろしくお願いをいたします。 なお、マスク着用のため、声が聞き取りにくいことがありますので、議員、理事者におかれましては、発言の際はできるだけマイクに顔を近づけて明瞭にお願いをいたします。 続きまして、市長より招集の挨拶をお受けいたします。 はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) 皆様おはようございます。 まず、議員の皆様、そして市民の皆様におわび申し上げます。 先日、報道にもございましたが、WEB健診予約システム「かしば健康ナビ」が第三者からのアクセスを受け、情報が外部から参照されていたことが判明いたしました。即時システムの運用を停止し、利用されていた方々に対しまして状況をお知らせするとともに、おわびを申し上げました。 現在のところ二次被害の情報はございませんが、引き続き相談体制の強化や対応を進めまして、情報の収集に努めてまいります。 今回の案件は、受託事業者における設定の不備が直接の原因でございましたが、再びこうした事案が発生しないためにも、指導の徹底を図るとともに、セキュリティー体制の一層の強化を図ってまいります。 このたびは皆様に大変なご迷惑とご心配をおかけいたしました。申し訳ございませんでした。 それでは、本日より令和3年3月第1回香芝市議会定例会を開催させていただくこととなりました。議員各位には、公私ともご多用な中ではございますが、出席を賜りまして誠にありがとうございます。 この議会にご提案申し上げますのは、専決処分の承認が1件、条例の一部改正が9件、補正予算が8件、そして令和3年度の一般会計及び各特別会計における予算が8件と、合わせまして32案件となっております。 専決処分の報告をいたします。 令和2年度の一般会計補正予算(第12号)では、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に係る経費について予算を計上したものでございます。 皆様にも連絡申し上げましたが、本市におけるワクチン接種の体制を強化いたしまして、2月1日に新型コロナウイルスワクチン接種推進チームを設置いたしました。現在、会場の選定や市民の皆様への通知などの準備を進めております。これまでにも増して、国や県、そして医師会との連絡調整を密に行い、市民の皆様に迅速かつ適正にワクチンの接種を受けていただけるよう、着実に準備を進めてまいります。 そして、令和3年度一般会計予算の編成に当たりましては、新型コロナウイルス感染症の対応はもちろん、感染症拡大による時代の大きな転換期を捉えて、大胆な意識改革により事務の効率化を図るように努めてまいりました。 現在策定中の第5次香芝市総合計画の実現に向けた施策展開はもとより、新しい生活様式といった変化に対する社会情勢や市民ニーズを的確に把握して、選択と周知を徹底し、限られた財源を最大限有効に活用することで持続可能な行政サービスが実現できるように予算編成に取り組んでまいりました。 隣接する府県では、引き続いて緊急事態宣言が発令されており、本市を取り巻く環境はまだまだ厳しい状況ではございます。こうした状況においても、皆様には安定したサービスの提供を続けてまいります。 議員の皆様方には、各案件について慎重にご審議いただきますようお願い申し上げまして、開会に当たりましての挨拶といたします。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(中村良路) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより令和3年3月第1回香芝市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(中村良路) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいてご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、4番筒井寛議員、6番上田井良二議員にお願いをいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(中村良路) 日程に従いまして、本定例会の会期及び議事日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程について審査を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 はい、筒井委員長。 ◆議会運営委員長(筒井寛) おはようございます。 ただいま議長のお許しを得ましたので、議会運営委員会を代表して報告をさせていただきます。 議会運営委員会は、去る2月15日及び本日、本会議の開会前に令和3年3月定例会についてを案件として開催いたしました。 まず、会期日程についてでございますが、2月22日本会議の初日、24日総務企画委員会、25日福祉教育委員会、26日建設水道委員会、3月2日から4日が予算特別委員会、8日、9日が一般質問、本会議の最終日が10日の17日間と決定いたしました。 次に、本日の日程でございますが、この後、日程3、議長諸報告、4、市長施政方針、5、予算特別委員会委員の選任、6、承第1号、7、同第1号、8、諮第1号、9、理事者提出議案提案理由説明、10、理事者提出議案総括質疑、11、理事者提出議案委員会付託、12、意見書第1号、17時散会。 議会初日の日程については、以上のとおり決定いたしました。 なお、日程5の予算特別委員会委員選任でございますが、これまで同様に立候補制により、委員7人を選任することに決定いたしました。 また、日程12の意見書第1号は、委員会に付託せず、本日即決することに決定いたしました。 次に、理事者提出議案の委員会への付託でございますが、総務企画委員会には議第1号、議第2号、議第9号、議第10号、議第14号、議第15号、議第22号、議第23号、議第27号、議第28号を、福祉教育委員会には議第3号から議第8号、議第11号から議第13号、議第19号から議第21号、議第26号を、建設水道委員会には議第16号、議第17号、議第24号、議第25号、議第29号を、予算特別委員会には議第18号をそれぞれの委員会に付託することに決定いたしました。 次に、一般質問の提出期限については本会議初日の午後の再開時まで、もしくは午後1時30分までに提出をお願いいたします。 また、一般質問を行う順番についてですが、恒例によりくじを引いていただき、小さい番号を引いた順に一般質問を行っていただくことに決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。 これをもちまして議会運営委員会の委員長報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ただいまの議会運営委員長報告に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告がありましたとおり、本定例会の会期は本日2月22日から3月10日までの17日間と決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は2月22日から3月10日までの17日間と決定いたします。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元に配付の議事日程案どおりでご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議がないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(中村良路) 諸般の報告をいたします。 監査及び例月出納検査の結果報告が届いておりますので、その写しをお手元まで配付しておきましたのでご了承願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 市長施政方針 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、市長の施政方針をお受けいたします。 はい、福岡市長。 ◎市長(福岡憲宏) 本日、令和3年度一般会計予算案をはじめとする多数の重要議案等を提案し、市議会のご審議をお願いするに当たり、ここに施政方針と重点施策を中心に所信を申し上げ、議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 さて、我が国の経済の先行きにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止策を講じる中で、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待されておりますが、国内外の感染症拡大による下振れリスクや金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があります。 政府は、15か月予算の考えの下、令和2年度第3次補正予算と令和3年度予算を合わせ、新型コロナウイルス感染症の感染対策に万全を期す中で、雇用の確保と事業の継続を通じて国民の命と暮らしを守り抜くとしております。その上で、経済財政運営と改革の基本方針2020等に基づき、デジタル改革やグリーン社会の実現など新たな目標について、規制改革を含め、集中的な改革及び必要な投資を行い、再び力強い経済成長を実現するとしております。 また、地方財政につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大への対応と地域経済の活性化の両立を図りつつ、新たな日常の実現に取り組むとともに、激甚化、頻発化する災害への対応のための防災・減災、国土強靱化を推進するほか、地方創生を推進するとしており、今後もこうした国の動向を絶えず注視しながら適切に対応する必要があります。 本市の財政状況は、令和元年度の決算に基づく健全化判断比率につきましては、いずれも前年度より改善し、早期健全化基準はクリアしております。しかしながら、依然として全国平均よりも高い数値での推移となっており、引き続き改善に向け取り組む必要があると考えております。 このような中、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、歳入の根幹をなす市税収入の減少が予測され、また少子高齢化や子育て環境の向上などに伴う社会保障関係経費の増加、ごみ処理施設の建て替え、総合福祉センター、スポーツ公園の整備など投資的な費用、経費の増加に加え、老朽化している公共施設等の大規模な改修や維持管理への対応など、多額の財政需要が見込まれます。社会情勢の変化に柔軟かつ迅速に対応し、将来世代に過度の負担を先送りしないため、限られた財源を重点的かつ効率的に配分することにより、健全で持続可能な財政運営を図ってまいりたいと考えております。 そこで、令和3年度予算につきましては、第5次香芝市総合計画の実現に向けた施策展開はもとより、新しい生活様式といった変化する社会情勢や市民ニーズを的確に捉え、新たな課題にも対応しながら市民サービスの向上を第一優先に掲げ、予算を編成したところでございます。 その結果、令和3年度一般会計予算額は255億1,000円で、前年度予算と比べまして1億1,000万円の減、率にして0.4%の減となっております。 また、各特別会計及び各公営企業会計の予算総額は194億2,363万円で、前年度予算と比べまして2,424万7,000円の増、率にして0.1%の増となっております。 これら8会計の予算総額は449億3,363万円で、前年度予算と比べまして8,575万3,000円の減、率にして0.2%の減となっております。 令和3年度は、本市が市制施行30周年を迎える記念すべき年であり、また第5次香芝市総合計画の初年度として新たな12年にわたる計画をスタートしております。総合計画は7つの政策方針で構成しており、政策方針に沿って各施策を着実に推進することにより、目指す将来像「笑顔をもっと元気をずっと ~誰もが輝く多彩なまち カラフルかしば~」を実現してまいりたいと考えております。 まず、政策1「未来を創造する子どもたちのために。」につきましては、地域全体で子育てを支援できるよう連携を進め、安心して子供を産み育てることができる環境、また子供たちが等しく学び、豊かな心や力強く生き抜く力を育む環境づくりに取り組んでまいります。 次に、政策2「健康で自分らしく過ごせる毎日のために。」につきましては、誰もが住み慣れた地域で自分らしく過ごすことができるよう、必要とする人にニーズに合った医療や支援を提供できる体制を整備するとともに、コミュニティーや世代間で交流し、助け合う仕組みづくりに努めてまいります。 次に、政策3「誰もが等しく、生涯輝き続けるために。」につきましては、市民一人一人がお互いの個性や価値観を認め合い、また文化や芸術、スポーツ、地域間交流などを通じて心の豊かさを育むことのできる環境づくりを進めてまいります。 次に、政策4「まちの活力と魅力の向上のために。」につきましては、市内の事業所や起業する人を支援するとともに、農業と商工業の連携に取り組んでまいります。また、観光や特産品など地域資源の情報発信を積極的に推進し、交流人口の増加、地域経済の好循環を図ってまいります。 次に、政策5「まちと人の安全・安心のために。」につきましては、防災・減災のための体制整備や防犯、交通安全について啓発を進めるとともに、市民や企業、関係機関などの連携で地域の防災力を総合的に高める取組を進めてまいります。 次に、政策6「自然と調和した快適で便利な暮らしのために。」につきましては、様々なインフラや地域拠点の整備、公共交通ネットワークの強化を図るとともに、誰もが暮らしやすく、緑豊かで持続可能な都市づくりに取り組んでまいります。 そして、これら6つの基本的政策方針を着実に実行するため、政策7「スマートでスリムな行政運営の確立のために。」と方針を掲げ、組織の効率化、活性化や公共施設などの適正管理を進めてまいります。 以下、令和3年度の市政運営について、総合計画の体系に沿って各施策を申し上げてまいります。 まず、政策1「未来を創造する子どもたちのために。」でございます。 地域の全ての子供及び家庭の相談に対応する子ども家庭総合支援拠点子ども家庭相談員虐待対応専門員を配置し、子育て世代包括支援センターと一体的に運営することで、虐待対応のみならず、気軽に総合的な相談ができる体制を令和2年度に整えました。令和3年度につきましては、要保護、要支援児童等の情報を全国規模で共有するシステムを導入し、リスクの程度に応じた適切な相談支援を効果的に行うことができる体制の構築を進めてまいります。また、児童虐待の未然防止には子育てしやすい環境、地域づくりが大切であり、今後におきましても子供の権利が守られていることを常に意識し、子育て・子育ちのまちづくりを引き続き推進してまいります。 次に、就学前教育・保育の充実につきましては、香芝に住みたい、香芝で子育てをしたいと思える環境づくりを進めていくために、子育て世代に対する経済的支援として、対象となる独り親家庭等の児童及び多子家庭におけるゼロ歳児から2歳児の第2子の保育料について無償化を進めてまいります。 また、公立幼稚園及び公立保育所の再編等に関する基本方針に基づき、第1期事業計画である鎌田小学校区におけるゼロ歳から2歳の保育を行う小規模保育園の誘致及び真美ヶ丘東幼稚園のこども園化について早期の実現を目指し、進めてまいります。 次に、学校施設の老朽化対策につきましては、学校施設等長寿命化計画に基づき順次取り組んでおり、令和3年度は関屋小学校の中規模改修の設計を予定しております。 次に、学力向上の推進につきましては、香芝市立学校に通う全ての児童・生徒が、自ら興味を持って学習に取り組み、自身の課題に向き合えるよう、令和2年度にGIGAスクール構想として一人一台の端末整備が完了した環境を積極的に活用してまいります。また、学習内容につきましても、対話的で深い学びにつながるように、教職員のICT活用研修を充実させるとともに、全国学力・学習状況調査の結果を継続的に分析し、大学との連携による課題解決に向けた研究を行い、学力向上を図ってまいりたいと考えております。 また、教育相談及び支援に関わる取組については、不登校児童・生徒の増加をはじめとする学校生活における諸課題への対応強化を図るため、スクールカウンセラーや心のケア支援員等の配置の拡充、適応指導教室の機能強化を図ってまいりたいと考えております。また、特別支援学級に在籍する児童・生徒のほか、通常学級に在籍しながら特別な支援を必要とする児童・生徒の割合が増加傾向にある状況を鑑み、特別支援教育支援員についてもより細かな支援が行えるよう、計画的、継続的に研修を行ってまいります。 次に、就学援助につきましては、令和3年度に就学する児童・生徒に対し、新入学のための学用品費の援助額を国基準に大幅に引き上げ、また支援の認定基準についても緩和し、拡充を図ってまいります。 次に、スクール・サポート・スタッフにつきましては、令和2年度に教職員の働き方改革を推進することを目的として試験的に導入し、資料の印刷や教材作成等の支援を行い、良好な成果が得られたことから、令和3年度は全校に配置してまいります。引き続き教育の質の向上を目指し、取り組んでまいります。 次に、学童保育所につきましては、入所を希望される保護者が増えている状況の中、小学校の余裕教室の活用や民間学童保育所の協力も得ながら受入れ枠の拡充を行い、今後も待機児童ゼロに努めてまいります。また、令和4年3月末で公立学童保育所の指定管理者の契約期間が終了することから、次期指定管理者の選定準備を進めてまいります。今後につきましても、引き続き保護者の皆様に安心して学童保育所をご利用していただけるよう努めてまいります。 次に、家庭教育学級につきましては、社会状況の変化の中で今まで以上に必要性が求められております。コロナ禍においてもつながりを絶やさないことが重要であり、ネット環境を活用するなど、今後も引き続き学習機会の提供と学級活動の支援に努めてまいりたいと考えております。 また、青少年センターにおける事業や青少年健全育成協議会の活動におきましても、新しい生活様式の下で工夫を凝らして青少年の非行防止及び健全育成のための見守り活動や体験学習の提供に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、政策2「健康で自分らしく過ごせる毎日のために。」でございます。 総合福祉センターにつきましては、施設の長寿命化を図るとともに、今後も安全・安心に利用していただくため、中規模修繕工事を実施しており、順調に進むように工程管理に努めてまいります。工事期間中は、市民の皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 令和3年度から計画期間となります地域福祉計画の第3期計画につきましては、社会福祉協議会の地域福祉活動計画と一体的なものとなるよう、令和3年3月の策定を目指して進めております。市と社会福祉協議会がそれぞれの立場における役割を担い、相互に連携、補完、補強し、地域福祉を推進していくことを目的としております。今後につきましては、計画に基づき、社会福祉協議会、そして地域の皆様の協働の下、住み慣れた地域で自分らしく暮らしていけるよう地域福祉の推進に向けて取り組んでまいります。 次に、新型コロナウイルス感染症に対する検査センター及び発熱外来認定医療機関の体制整備につきましては、今後も市民の皆様が適切な時期に適正な医療を受けることができるよう、医師会と連携を密に取り進めてまいります。 また、新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、令和3年2月に新型コロナウイルスワクチン接種推進チームを設置しており、速やかに住民接種が行えるよう準備を進め、ワクチンの供給体制及び接種体制が整い次第、実施してまいります。 次に、子ども医療費助成につきましては、令和3年4月診療分より助成対象年齢を現行の15歳から18歳の年度末まで拡充し、子育て家庭における医療負担について経済的支援を行い、福祉の推進を図ってまいります。 次に、本市の健康増進計画である健康かしば21計画は、平成24年から10か年を第2期計画期間としており、終了時期を迎えますことから、令和3年度に次期計画の策定に着手いたします。また、平成30年3月に策定いたしました第2次食育推進計画につきましても、健康かしば21計画に基づき、食育の面から推進する計画であることから、同時期に評価、計画策定を行ってまいります。健康増進の推進に向けた取組を進めるとともに、各種健診や保健指導による疾病の早期発見、早期治療により重症化を防ぎ、健康寿命の延伸に努めてまいります。 次に、介護保険事業につきましては、令和3年度から3年間を1期とした第8期介護保険事業計画がスタートいたします。1.5人の現役世代がひとりの高齢者を支える2040年への備えを念頭に、高齢者の健康寿命の延伸を目標として、介護予防、健康づくりにおける施策を充実させ、推進し、高齢者の社会参加と生きがいづくりに向けた活動の支援を行ってまいります。また、将来にわたり持続可能な介護保険制度の運営を目指し、地域特性等に応じた介護基盤整備など保険者機能の強化を図り、個々の状態に適したケアマネジメントを提供し、介護サービスの質の向上を図ってまいります。 次に、障害者支援につきましては、障害者が地域で自立し、安定した生活を送ることができるよう、障害者個々のニーズに対応したサービスの提供に努めてまいります。今後につきましても、全ての人が支え合い、安全で安心な暮らしのできる地域共生のまちづくりを目指し、障害福祉サービスの提供に努めてまいります。また、香芝市手話言語及び障がいの特性に応じたコミュニケーション手段に関する条例に基づき、手話が言語であること、そして多様なコミュニケーション手段に対する理解促進に向け、周知・啓発に努めてまいります。 次に、生活保護施策につきましては、支援を要する人の生活を保障するとともに、その自立を助長するという生活保護制度の基本理念の下、最大限の支援を行い、自立の助長を促進する一方、医療扶助の適正化、不正受給への厳正な対処に努めてまいります。 また、自立支援施策につきましては、住居確保給付金事業も含め、継続して制度の周知を徹底するとともに、体制の強化を図り、包括的かつ効果的な取組を進めてまいります。 次に、政策3「誰もが等しく、生涯輝き続けるために。」でございます。 人権尊重のまちづくりにつきましては、誰もが性別、国籍等にかかわらず、お互いの多様性を認め、支え合う共生社会を実現し、個性と能力を十分に発揮できるよう、市民や各種関係団体等と連携を図り、様々な人権課題について啓発活動に取り組んでまいります。 また、男女共同参画の推進につきましては、令和3年度に第2次男女共同参画プランの計画期間が最終年度を迎えることから、市民意識調査、事業所実態調査を実施し、令和4年度からの第3次男女共同参画プランの策定を行ってまいります。今後とも、誰もが自分らしく生き生きと暮らせる社会の実現のために、子育て女性のための就職相談やマザーズセミナーの開催、男性の育児推進のためのセミナーを開催するなど、男女共同参画のさらなる推進に取り組んでまいります。 次に、コミュニティーの核である自治会に対しましては、安全で安心な住みやすいまちづくりのために、主体的に実施する防犯カメラやLED防犯灯などの整備や、その他、自治会の活性化を目的とした活動に対し、補助金の交付等により継続して自治会を支援してまいります。 また、様々な市民の参画の機会を設け、市民協働によるまちづくりを推進し、市民団体の専門性や柔軟性に富んだ公益的な事業活動を支援するため、引き続きまちづくり提案活動支援補助金を活用して地域課題の克服や地域の活性化を促進してまいります。 次に、文化施設につきましては、指定管理者による民間のノウハウを十分に生かし、よりよい文化芸術の提供と市民サービスのさらなる向上と効率的な運営に取り組んでまいります。 次に、グローバル化の進展により、本市におきましても外国人の人口が急速に増加しております。令和3年度におきましては、本市の外国人住民を対象に生活支援に関するニーズなど実態調査を実施し、安心して暮らせるよう国際交流啓発事業に加え、情報発信等の啓発活動を実施し、多様な価値観を認め合う多文化共生を目指し、魅力あるまちづくりにつなげてまいりたいと考えております。 次に、中央公民館につきましては、生涯学習活動の拠点として様々な講座を実施しており、令和2年度は市民がつくる生涯学習講座として開催いたしました。市民同士が教え、学び合う学習環境が好評であったことから、今後におきましても同様に講座を開催してまいりたいと考えております。また、講座及び館の運営につきましては、指定管理者とともに新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、市民の皆様が安心してご利用いただけるよう努めてまいります。 次に、市民図書館におきましては、来館が困難な状況にあっても本を利用できるよう、電子図書館をはじめとする非来館型図書館サービスの充実に取り組んでまいります。また、子供たちの読書環境及び蔵書の整備に加え、市民が主役となって生涯学習活動や情報発信の場として図書館を利用できるよう仕組みづくりに努めてまいります。 次に、二上山博物館につきましては、令和2年度から狐井稲荷古墳の範囲確認調査を開始し、令和2年11月に日本最大級の子持勾玉について記者発表をさせていただきました。今後におきましても、継続して狐井城山古墳とともに国史跡指定を目指し、調査を進めてまいります。また、博学連携教育として、令和3年度におきましては市立の幼稚園、保育所、認定こども園の5歳児を対象にバスで尼寺廃寺跡の見学を予定しております。多様な学習機会を提供するとともに、地域文化への理解と関心を高め、郷土愛を育む学習授業を展開してまいります。 次に、政策4「まちの活力と魅力の向上のために。」でございます。 商工業の振興につきましては、市内企業の競争力の強化、新規創業の促進、新たな企業の立地に向け、制度の充実を図りながら、引き続き様々な事業を展開してまいります。 まず、企業立地推進事業につきましては、条例に基づき事業認定を受け、これまで4つの事業所が立地に至りました。令和3年度以降におきましても、新たな企業立地の予定を確認しており、香芝市における雇用の創出、新しい人の流れが見込まれるものと考えております。 また、商工会と連携して進めております香芝ブランド「KASHIBA+」につきましては、香芝市の魅力を発信するため、商品の開発に関する補助事業を行い、認定品のさらなる拡充を図りたいと考えております。令和3年度におきましても、引き続き香芝ブランドの認知度の向上に向け、市内外への情報発信に努めてまいります。 次に、農業の振興につきましては、農産物の生産拡大や地産地消コーディネーター派遣事業の活用による市内学校給食での使用拡大、そして引き続き販売促進に取り組んでまいります。また、香芝市内で収穫されたヒノヒカリを酒米としたKASHIBA+に認定される「悠久の光」や多収米品種のホシアオバを酒米とした「呑鶴」の生産支援及び香芝産としてのブランド化、販路拡大支援などを継続的に取り組んでまいります。 令和3年度における農業委員会の取組といたしましては、地域の担い手や酒蔵とともに酒米品種ツユハカゼの試験栽培を行い、新酒造りを行ってまいります。市内で収穫された酒米を使用した日本酒造りが継続できるよう、生産者、酒蔵、農業委員会と連携し、進めてまいります。また、子供たちへのわくわく農園活動や障害者施設との農業を通じた食育活動を通して、担い手の育成を農業委員会で実施しております。このような活動も併せて、耕作放棄地の解消及び利用集積や集約化、担い手育成、食育とつながるよう、農業施策を推進してまいります。 次に、観光の振興につきましては、令和元年度に整備した平野塚穴山古墳史跡公園の新たな観光PRのため、令和2年度におきましてはウォークイベントの開催や誘導看板を設置いたしました。これからも市内に点在する文化的、歴史的遺産などを活用し、観光事業を行い、魅力度向上を目指してまいります。また、今後の観光誘客については、感染症対策として新しい生活様式を取り入れながらイベントを実施するとともに、従来の周遊観光だけではなく、SNSやスマートフォンアプリ等を活用し、地域の特性や独自性を生かした新たな観光PRを構築してまいりたいと考えております。 次に、政策5「まちと人の安全・安心のために。」でございます。 災害対策としての備蓄品及び避難所設備の整備につきましては、従来から進めてきた非常食などの備蓄に加え、新型コロナウイルス感染症対策として飛沫感染を防止することを目的としたテントなどにつきましても、引き続き備蓄を進めてまいります。 次に、消防団活動につきましては、コロナ禍により合同訓練や行事などは中止、延期となりましたが、感染症対策を徹底した上で火災などの災害現場への出動や日々の訓練などに努めております。今後におきましても、市民の生命、財産を守るため、地域防災力の向上に努め、消防団活動の活性化に尽力してまいりたいと考えております。 次に、地震発生時における人的被害の防止や避難経路確保を目的として、住宅の無料耐震診断、耐震改修工事補助、ブロック塀等撤去補助、耐震シェルター設置工事補助事業を実施してまいります。令和3年度におきましては、耐震改修工事補助事業について補助率及び限度額の拡充を行い、住宅耐震化を推進してまいりたいと考えております。市民の皆様にこれからの住宅耐震化啓発支援事業を活用していただくために周知に努め、地震に強いまちづくりを目指してまいります。 令和2年は、平成20年以来12年ぶりに日本に台風が上陸しなかった年となりますが、熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で集中豪雨により多くの被害が発生し、また近年、甚大な被害を及ぼす自然災害が多発しております。本市におきましては、既存のため池を活用し、一時的に雨水を貯留するなど河川や水路への流出量を抑制し、洪水の発生を軽減する総合的な治水対策や防災重点ため池の耐震性調査に取り組んでおります。市内5か所のため池において地元水利組合等の協力の下、整備が完了し、令和3年度には畑地区の2か所の工事にかかる予定でございます。また、現在50か所ある防災重点ため池におきましては、耐震性調査が18か所で調査済みであり、令和3年度も引き続き調査を進めてまいります。防災重点ため池のハザードマップにつきましても、策定し、公表する予定でございます。今後につきましても、ため池を活用した流域貯留浸透事業を推進し、浸水被害や洪水時の被害を軽減できるよう取り組んでまいります。 次に、生活安全対策の強化につきましては、全国的にも、また本市においても、刑法犯発生件数は年々減少傾向にありますが、子供や女性が被害者となる犯罪は後を絶たず、高齢者を狙った特殊詐欺被害の深刻化など、犯罪対策に関する課題は少なくありません。こうした犯罪を防ぐため、警察署や地域で活動している防犯ボランティア及び各種団体と連携を強化し、犯罪の傾向と対策など周知啓発や防犯意識の向上、自主防犯活動の促進を図り、安心して暮らせる犯罪に強いまちづくりに努めてまいります。 次に、交通安全対策につきましては、高齢ドライバーによる重大事故の発生やあおり運転などの危険運転が社会問題として注目されている中、安全・安心に対する意識は変化し、さらなる交通安全対策を求められているところでございます。市内各小学校区の危険箇所を中心に朝の街頭立哨や交通巡視を引き続き行うとともに、警察署との連携を図り、信号のない横断歩道での啓発活動を強化するなど、横断歩行者保護宣言事業所としての職員の意識向上を図りつつ、積極的に交通事故防止の啓発活動に取り組んでまいります。また、自転車賠償責任保険の加入義務化の啓発や、高齢者の運転免許返納の促進を図るとともに、警察署や関係団体と連携を図り、一体となって交通事故のない安全・安心なまちづくりに努めてまいります。 また、通学路の交通安全対策につきましては、学校関係者、教育委員会、警察、道路管理者が合同で通学路における危険箇所の点検を実施しており、確認された要対策箇所につきましては、香芝市通学路交通安全プログラムに基づき対策を行っているところでございます。また、令和元年に大津市の交差点で起きた交通事故を受け、本市におきましては、交差点の緊急点検を実施いたしました。点検により確認された要対策箇所18か所のうち、2か所については対策済みであり、令和3年度には16か所の安全対策工事を実施してまいります。 次に、政策6「自然と調和した快適で便利な暮らしのために。」でございます。 環境への取組といたしまして、令和元年度に策定したごみ減量と資源化の推進計画、使用済小型家電回収事業、リユースイベント「ええもんクルっと市」等の進捗管理を基に、3Rを含めた環境施策に取り組んでまいります。ごみの減量化と資源化に重点を置き、これまでごみとして排出されていたものについて発生を抑制するとともに、資源として再利用できるような方策を構築し、循環型社会の形成に向けた取組を推進してまいります。 次に、都市公園につきましては、地域における触れ合いと交流の場、また災害時の一時避難空間としての重要な施設であることから、香芝市公園施設長寿命化計画に基づき、令和2年度から長寿命化工事を行っております。旭ケ丘近隣公園のほか3か所の園路やベンチ等の長寿命化工事を行ってまいります。 次に、森林の有する公益的機能につきまして、地球温暖化防止のみならず、災害防止、国土保全等の重要な役割を果たしており、森林を適切に管理、保全していく必要がございます。令和2年度におきまして、森林環境譲与税を活用して森林簿や森林計画図により作成された林地台帳を基に森林情報管理システムを導入いたしました。今後につきましては、林地台帳と現況の整合性を図る調査を行うとともに、山林の所有者に森林の経営や管理に関する意向調査を実施し、森林を適切に管理していただくための森林経営管理計画策定につなげてまいります。 次に、地域公共交通につきましては、日常生活における移動が困難な交通弱者の移動手段として、また高齢者の安全・安心な移動手段として、地域公共交通の充実が必要不可欠となっており、少子高齢化が進む中、将来にわたり維持していくことも重要な課題となっております。本市におきましては、鉄道や路線バスを補完する役割としてコミュニティーバスやデマンド交通を運行し、移動手段の確保に努めてまいりました。今後につきましては、令和3年3月の策定を目指して進めてまいります。地域公共交通計画に基づき、交通機関におけるそれぞれの役割分担や連携により持続可能な地域公共交通ネットワークの形成を図るとともに、市が運営するコミュニティーバスやデマンド交通の再編に取り組んでまいります。 次に、潤いのある緑豊かなまちづくりを推進していくため、令和3年度から香芝市緑の基本計画の改定に着手してまいります。将来的な公園緑地の在り方の検証と併せて、当初の供用開始から約37年という年月が経過し、施設の老朽化が進んでいる香芝総合公園につきましても、社会情勢の変化や公園緑地に対するニーズが多様化している状況を踏まえ、今後の総合公園の整備方法について見直しを図ってまいります。 香芝市スポーツ公園整備事業につきましては、一日も早い開業に向け、令和3年度からプール施設の基本設計に着手する予定でございます。 次に、香芝市バリアフリー基本構想に基づく事業の推進につきましては、重点整備地区内の市道のバリアフリー特定事業として、平成28年度から継続的に歩道の段差解消や視覚障害者用誘導ブロックを設置し、高齢者や障害者の方など、誰もが安全で安心してスムーズに移動できるよう、歩行空間の整備に努めております。令和3年度におきましても、引き続き真美ヶ丘幹線の歩道のバリアフリー化を推進してまいります。重点整備地区内の生活関連施設や生活関連経路は、ユニバーサルデザインの考え方に立ったハード整備を推進するとともに、ソフト面においてもバリアフリー教室の開催などを通して心のバリアフリーを広め、思いやりのある優しい心を市民とともに育んでまいりたいと考えております。 また、継続して取り組んでおりますJR香芝駅のバリアフリー化事業につきましては、これまでもJR西日本をはじめ、国に対して要望活動を続けてまいりましたが、国の令和2年度第3次補正予算により、ようやく事業に着手する見通しとなりました。今後は、事業の早期完了を目指し、引き続き鉄道事業者はもとより、国及び奈良県とも緊密に連携しながら、事業を推進してまいりたいと考えております。 次に、本市の特色である駅機能の充実につきましては、駅周辺の整備によりさらなる利用者の利便性の向上、安全性の確保及び駅を生かした土地利用の推進に取り組んでおります。近鉄二上山駅につきましては、権利者と令和2年度に土地売買契約及び補償契約を締結し、令和3年度は鉄道事業者と施工協議がまとまり次第、工事に着手する予定でございます。 次に、都市計画道路の整備につきましては、円滑な交通の流れを確保し、安全で快適な都市生活と機能的な都市活動を支える基本的なインフラ整備を目的として、継続的に取り組んでいるところでございます。スポーツ公園に関する都市計画道路、尼寺関屋線・畑分川線につきましては、スポーツ公園のプール区域に隣接する区間の事業用地取得及び整備工事に取り組んでまいります。また、王寺町に接する都市計画道路、畑分川線Ⅰ工区につきましては、令和元年度に続く盛土工事に着手しており、令和3年度は下部工の一部工事に着手する予定でございます。用地取得につきましては、全8筆のうち7筆の用地取得が整い、残りの用地取得に努めてまいります。 次に、道路の老朽化が問題となる中、国は舗装や道路附属物等に関する点検要領に基づき取組を実施しており、本市においても、同様に事後保全から予防保全への方針転換を行い、維持管理に取り組んでまいります。令和3年度は、香芝市舗装長寿命化計画に基づく舗装修繕工事、香芝市橋梁長寿命化修繕計画に基づき、早期に措置が必要とされる橋の修繕工事及び橋梁定期点検を実施する予定でございます。今後につきましても、市民の皆様が安全・安心で快適に道路を利用していただけるよう努めてまいります。 次に、水道事業につきましては、管路の耐震化及び老朽管の更新を進め、安全・安心な水道水の安定供給に努め、災害時におきましても持続可能な供給体制の充実を図ってまいります。また、令和3年3月からスマートフォン等のアプリを利用した電子決済システムによる水道料金の納付サービスを開始し、多様化するニーズに合ったサービスを継続して提供できるよう、健全な水道事業運営に努めてまいります。今後におきましても、さらなる経営基盤の強化を図ってまいりたいと考えております。 県域水道一体化につきましては、令和3年1月25日に本市と県内28の関係団体と水道事業の統合に向け進めていくために、水道事業等の統合に関する覚書を締結いたしました。今後の基本協定の締結に向け、協議及び検討を進めてまいります。 次に、公共下水道事業につきましては、健全で快適な生活環境の整備と公共用水域の水質保全を図ることを目的に事業を進めているところでございます。公共下水道の未普及地域において市民から早期整備の要望が多くあり、効率的に整備を推進、普及率及び水洗化率の向上に努めてまいります。また、整備済み管渠施設につきましても老朽化による事故を未然に防止するため、計画的に調査、修繕、改築を図ってまいります。 次に、政策7「スマートでスリムな行政運営の確立のために。」でございます。 令和2年12月からスマホ決済を開始し、金融機関等に出向くことなく市税や保険料の納付ができる環境の整備を行いました。また、Pay-easy口座振替受付サービスは、導入から3年がたち、令和2年度におきましては12月末現在、市税、保険料、水道料金、保育料を合わせ574件の申込みがあり、継続的に利用者数が増えております。今後におきましても、引き続き納付環境の整備を行い、利便性の向上に努めてまいります。 次に、市税の徴収業務は長期間にわたる滞納を防ぐため、早期に滞納者との納付交渉を行い、分納計画に基づく納付の有無を適時確認しております。また、差押えにつきましては、現年課税分においても実施、未納額の削減に取り組んでいるところでございます。今後も、自主財源の柱でもある市税収入の確保のため、徴収力の強化を図り、多角的な滞納整理に努めてまいります。 また、保険料につきましても、被保険者の高齢化など構造的な問題がある中、保険制度の安定した運営と被保険者間の負担の公平性を図るため、速やかな滞納処分の実施とともに、納付困難者には早期の納付相談を促し、生活状況や財政状況など個々の事情を十分把握し、きめ細やかな対応に努めてまいります。 次に、広報力の強化といたしましては、広報紙や公式ホームページに加え、SNSの運用も行っております。特に、令和2年12月に導入した公式LINEにおきましては、市民の皆様が携帯しているスマートフォン等にプッシュ通知方式で情報を提供できることから、適切に活用してまいります。今後につきましても、広報紙のほかSNS等の媒体も活用し、本市に愛着を持ってもらえるよう、市政情報をはじめ、様々な情報についても広く発信してまいりたいと考えております。 以上、総合計画の体系別に、令和3年度の市政運営の基本方針を申し上げました。障害者や高齢者を含め、誰もが暮らしやすいまちにするため、特に福祉及び教育分野について注力し、事業を推進してまいりたいと考えております。そして、ウィズコロナ、アフターコロナの時代を見据えて、ICT技術の導入やデジタル化の推進などにより、以前の考え方から脱却した新しい発想を持って業務の改善に取り組み、ビジョンとして掲げた「奈良いち」を実現し、将来にわたって持続可能な魅力のあるまちを築くべく、全力を尽くしてまいる所存でございます。 どうか議員各位におかれましては、今後の市政運営につきまして格別のご理解と、そして一層のご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、施政方針とさせていただきます。 ○議長(中村良路) ここで、予算特別委員会の設置についてお諮りをいたします。 議第18号の審査につきましては、香芝市議会委員会条例第5条の規定により、7人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕
    ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、7人の委員で構成する予算特別委員会を設置することに決定いたします。 暫時休憩いたします。              午前10時14分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 予算特別委員会委員選任 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、予算特別委員会の委員の選任を行います。 委員の選任については、香芝市議会委員会条例第6条第1項の規定により私のほうから指名したいと思います。 それでは、予算特別委員会委員、北川重信議員、中川廣美議員、下村佳史議員、上田井良二議員、筒井寛議員、中谷一輝議員、芦高清友議員の以上でございます。 予算特別委員会の委員の選任について、ただいま指名しましたとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、報告いたしましたとおり選任することに決します。 なお、休憩中に予算特別委員会の委員長並びに副委員長を互選していただいておりますので、報告いたします。 予算特別委員会委員長、北川重信議員、副委員長、上田井良二議員の以上でございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 承第1号 令和2年度香芝市一般会計補正予算(第12号)の専決処分の報告及び承認について ○議長(中村良路) 日程に従いまして、承第1号を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 はい、小林副市長。 ◎副市長(小林悟) ただいま提案のありました承第1号令和2年度香芝市一般会計補正予算(第12号)の専決処分の報告及び承認についての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、新型コロナウイルス感染症への対応として、新型コロナウイルスワクチン接種事業を速やかに実施するため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。 補正予算の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ362億2,225万7,000円とするものでございます。 歳出については、衛生費で4億6,900万円の増額を補正するものでございます。 歳入につきましては、歳出の増額に伴う財源といたしまして国庫支出金に求めたものでございます。 また、第2表の繰越明許費補正につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業について繰越明許費の追加をするものでございます。 何とぞ慎重にご審議をいただきまして、原案にご承認を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(中村良路) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。専決処分なんであれなんですけど、1月20日に専決をされて、4億6,900万円。大きく2点聞きたいのが、繰越しをするのが4億6,000万円、要は900万円ほど明確に繰越しをせずに今年度で使うということで、この内容が1つと、もう一つは、これは市のほうの責任というより国のほうの、国際状況も含めてワクチンの入り方とか体制っていうのは日時変わっていってるという状況もあると思うんですけども、この時点と今の時点との差異っていうのは今どのような形になっているのか。先ほど市長の施政方針でもいろいろ円滑なということは言っていただいてて、ご苦労されてるとは思うんですけども、もう少し詳しく現場の状況としてお伺いできたらなと思うんですが、よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) まず、令和2年度の執行分でございますけれども、現在予定しておりますのは、主にクーポン券、接種券の印刷のほうを予定してございます。併せまして、窓口業務の受付業務、その分についても今年度のほうで幾分かの執行はあるのかなということで現在予定しております。 次に、1月20日時点と現在の変更点でございます。 主なものといたしまして、まずスケジュールの分でございます。当初、先ほども申しましたけれども、受診券、クーポン券の発送につきましては、国のほうでは当初3月上旬、3月1日から3月12日の間に発送するということで通知がございました。その後、現在では3月の下旬をめどにまずひとつ発送していくというように変わってございます。 次に、65歳以上の接種につきましては、当初1月20日現在では3月下旬から接種を開始するということで通知を受けてございましたが、現在は4月1日以降になると。なお、恐らく高齢者の接種につきましては、近いうちに改めてスケジュールのほうがまた示されるのではないのかなというふうに考えてございます。 それから、3点目といたしまして接種期間です。当初は、令和3年9月30日をもって全国民終了するというような方向で動かれておりましたが、現在では令和4年2月28日までに接種を完了するという形で変わってきてございます。 次に、金額面でございます。当初ワクチン接種体制確保補助金というのが9,000万円強ございましたけれども、現在では8,000万円ほどプラスになって、1億7,000万円強の枠のほうが来てございます。この拡充された部分につきましては、会場確保のための費用を拡充をされたと。併せまして、会場の設営、運営についての費用については、新規で新たに枠配分されたというところでございます。 また、接種費用につきましては、こちらは全国共通で接種費用1人当たり税抜きで2,070円という単価が出てございます。この分について、万が一賄い切れない場合については、先ほど申しましたワクチン接種体制確保補助金のほうから充当しても構わないよというような、柔軟な体制で臨んでくださいというような通知もございます。 以上、その部分について1月20日現在と現在で変わった状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ありがとうございます。 2,070円については、多分今足りないだろうとは言われてるので、その辺はぜひ、まずなんですけれども、ごめんなさい、クーポン券の印刷というふうに言われておられましたけど、若干不安になってるのが集団接種とか個別接種とか、会場を記入するとか予約の仕方を記入するとか、いろいろ国のほうでもまだ錯綜している状態が続いている中で、今の部長のお答えだとクーポン券の印刷ができるというふうに理解していいんでしょうか。ごめんなさい、ちょっとそこが聞き取りが私のほうが悪かったんじゃないかと思うんですけれども、その辺についてと、もう一つ医師会さんとの協議が多分いろんな形で変わってきてるんじゃないかなと思ってるんですけど、その辺の状況も教えていただければと思うんですが。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今議員言われたとおり、クーポン券の内容につきましては、今現在国のほうで明確な部分がまだ示されていない部分が多うございます。その分について、まだ発注はかけてございませんけれども、クーポン券の内容、例示がされてございますので、その部分については準備にかかっておるというところでございます。その中に、例えば接種についての案内とか、その分についても予定してございますけれども、この部分については今現在待てるところまで待った状態で印刷のほうはかかっていきたいなというふうに考えてございます。 次に、医師会との協議でございますけれども、今現在協議は進めている状況なんですけれども、こちらについても国の方針のほうがいろいろ変わってきている中で、当初は主に集団接種をメインとしてやっていくという方向で提示されておりましたけども、最近では個別接種に向けてかなり動いておられる団体もございますので、その辺についても柔軟に国のほうは変わってきてございます。ですので、医師会のほうとはもちろん集団接種に向けて、併せて個別接種に向けてその辺を協議をさせていただいておると。医師会の協力を求めておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 私が心配してるのは、今現場のほうは本当に混乱されてると思うんですけれども、国から下りてきている予算のお金の使い方で、4億6,900万円を全部繰越明許じゃなくて900万円だけ今年度でっていうのが、今の話だとまだ不確定要素が多過ぎるのかなと。そうなりますと、900万円とはいえ、それが時効になるとえらいことになるなという思いがあるので、その辺は丁寧にしていかなくちゃいけないかなという不安がすごくあったのでお尋ねさせていただいたんですが、今の状況で何とか時効せずに行けるという、もちろん確信がなかったらこういうことはできないと思うんですけど、改めての確認だけなんですが、それをもう一度お願いできますか。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 補助申請につきましてでも、今年度執行できる分について、今年度執行部と、それから繰越分という形で補助申請のほうもさせていただいておりますので、今の中で必ず事前準備として必要になる分というのはございますので、その分についてはしっかりと今年度で執行していきたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) もちろん引き続き同じ内容ということにはなるんですが、要は今河杉議員の質問に対する答弁を聞いていて、協議している、準備しているという話の答弁であったわけでありますが、私のほうの聞き方が抽象的な聞き方になってしまって申し訳ないんですが、要は何が問題なのか。例えば医師会と協議してるという話が答弁でありましたけれども、例えばお医者さんが足りるのか足りないのか、それが足りないから大変だとか、あるいは会場が借りれるのか借りれないのか、借りれない、設定できないから大変なのかとかというような、課題として今一番香芝市、本市で接種を行う場合の問題点となるべきものは何なのかというところは見えているんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今議員ご指摘の全体としての問題点についてまず言わさせていただきましたら、まずワクチンの配布、香芝市にワクチンの供給状況がどのようになるのかというところがまずは予定が全く今のところは見えていないと。その部分で、もちろん大きな場所の確保でございましたり、医師会の協力をお願いするに当たりましても、なかなかその辺が不確定な状態で説明というか、協議を進めていかなければならないという部分になってございます。ですので、ワクチン配布のスケジュール、それからそれに伴って場所の、個別でするのか、集団でするのかという部分につきましても、その辺が明確に詰めていけない、併せてもちろん医師に対してその部分がいつからかかっていただけると、いつから協力をお願いしていただけるのかと、その部分についても細かい部分ではなかなか詰めることができないという状況になっているところが課題になるのかなと。 ただ、あくまでも医師会の先生方には協力依頼のほうで、どういう状況なのかというのはもちろんお伺いはさせていただいてございます。その中で、香芝市の医師会の先生方は大勢の方が協力するよということで前向きなお返事はいただいてはございますけれども、ただその次に進むところでなかなか細かい部分では提示できないというところが課題なのかなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今の答弁を聞きまして、もちろん当然しっかり対応していただいているというふうに思いながらも、ちょっと不安やなと思う部分もありという部分で、要はワクチンの供給、多分国から配布されるという形で市に下りてくる、それがどういうスケジュールで、どれぐらいの日程、量、併せて配布されてくるかが分からないから細かいところが決められない、協議はしているけど決められないというのが現状であるということですね。そういう答弁であったというふうに理解して、多分間違いないかなと思うんですが、その状況において今理事者側のそれぞれ一生懸命頑張っていただいている担当部局の方を詰めるのではないんです、決してそんなつもりはないんですが、それらが判明して、市民、皆様に対していつから接種できるようになるということを広報できるように、お伝えできるようになるのは、今聞いても多分答えられないのかもしれませんが、一応それは質問としてさせていただきますが、いつぐらいからそういう実際に市民の方にこういう状況です、はい、受けに来てくださいって言えるようになるのかということに関しては、非常に答えにくいかもしれませんが、今難しい状況なんですね、状況ですかということで、じゃあ質問しておきます。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) やはりなかなか今ここで何月からというのは、非常に申しにくい部分がございます。昨日ですか、第2便のほうでワクチンのほうが日本に来たというニュースを見てございます。その中で、今第1便、第2便のワクチンが日本に来たという中で、先行して受診される医療従事者の分で大体40万人強の部分しか来てないと。先行して医療従事者、日本全体では470万人というふうに今言われてございます。その中でまだ1割にも満たない部分でしかワクチンが届いてきてないという状況から鑑みますと、やはり高齢者の方へのワクチンが来るというのは、当初国のほうが想定してた部分よりもかなり遅れてくるのかなと。その辺はまたしっかりと国のほうが情報提供というのはあるだろうと、これは考えてございますので、その辺についてはしっかりと情報のほうはつかんでいきたい、収集していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) いや。よく分かりました。頑張っていただいていると思いますので、またよろしくお願いします。 今の答弁いただいた中にあったように、とにかくもちろん我々議員側に対してもそうでございますが、市民の方々に対する、とにかく随時できるだけ最新の情報をしっかりと市民の方々にその情報を届けるということで、一刻も早く不安を取り除いていただくと、あるいは安心していただく、あるいは確実に、ちょっと時間は延びたりなるかもしれへんけども、確実にしていただけるというようなお気持ちになっていただけるように、情報の即時の、随時の情報伝達、広報のほうをよろしくお願いしますという要望をさせていただきます。答弁は結構です、ありがとうございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) すいません。このワクチン接種については、すごく2月1日にチームを組まれて尽力をいただいているとは思うんですけれども、医師会の協力が必要不可欠ということで、医師会との協議の中で集団接種に向けて今調整してると思うんですけれども、個別接種は奈良県の市町村においても徐々に増えてきていると思うんですね、やるぞっという。香芝市の場合は、個別接種について医師会とはどういった協議で進んで、どういった感触なんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今現在の個別接種に向けましての医師会との協議については、今ちょうど市の医師会の先生方に個別接種に向けて対応可能かどうかというような意向調査もしてございます。その中で、個別接種の中で懸案となってございますのは、要は副反応のときに15分から30分程度を待機してもらわなきゃいけないと。そういうときに広い場所がなければ、要はそこに患者さんというか、受診された方が密集してしまうというような懸念もございますので、その部分についてなかなか難しいのかなという意見も聞いてはございますけども、まだ最終的には全体的にどれぐらいの部分で個別接種ができるかどうかというのを今現在調査中ということで、今なかなかそこまではここでは答弁できない状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 個別接種に向けては、いろいろ問題点、課題点等があるとは思うんですけれども、じゃあ仮に個別接種、集団接種もそうなんですけど、接種に向けて今1人当たり2,070円という計算で国のほうは計算してるんですけれども、地方になるといろんな費用、今言われた待機のところ、広い場所がない、それを確保するのにまたちょっと何かつくったりするという費用のほうは、この2,070円プラス柔軟に対応できるこの負担金であったりとかという、これがもしオーバーしたときに、今国から予算をいただいてますけど、オーバーしたときにさらに追加で国からは補助は負担金として出てくるんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今現在、先ほど申しましたワクチンと予算のページで申しますと、7ページの国庫補助金のほうの新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金と、こちらにつきましてはあくまでも現在では令和3年9月末までの費用として国のほうから内示をいただいているというか、枠をいただいている部分でございます。今後、この部分が10月以降にずれた場合については、またこの部分について拡充の補助があるというふうに聞いてございますので、今議員お尋ねのご心配の部分につきましては、その中でまた対応していきたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 数少ない情報、日々変わる情報の中で大変苦労されてるとは思うんですけれども、先ほどからほかの議員の方々も言われてるように、市民への周知、市民がどうしたらいいのかというのは、不安に思われてるところが一番あると思うんで、その辺をしっかりしていただくのと、例えば医師会とかで協議をどんどん進めてるとは思うんですけれども、医師会がどこに困ってるか、こうしてほしい、ああしてほしいということは行政としてできる限り支援していただいて、協力してもらいたいと思います。例えば医師のほうでは個別接種に関しても、やはりこれは難しいとは思うんですけど、予約は行政で取ってもらいたいよねとかそこに人員は割けないから、なかなかそれをこっちでやってやるのもしんどいっていう声も聞いておりますので、その辺も考慮して、しっかり医師会と協力して、最大の支援をしていただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 8ページの予算書を見てるんですが、予防接種委託料3億7,800万円、それと備品購入料360万円、これは支出先については、委託料については医師会が対応されるようになるのか、施設備品については総合体育館の集団接種ですか、そういったものを考慮して直接支給というか、そういったことを考えていらっしゃっての算定なのか、その辺の算定を教えていただけます。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) まず、12番の委託料、予防接種委託料で3億7,800万円、この分につきましては、先ほど来申してございます全国統一の接種費用1人当たり2,070円と、その分を香芝市民に掛けにいって、その部分の2回分という形で総額3億7,800万円というように現在計上させていただいてございます。また、17番の備品購入費360万円につきましては、受付業務等をする中でパソコンであったり、タブレットであったり、その辺のまた電話受付をするに当たりまして、電話機も必要になってございますので、そういった経費を見てございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 今おっしゃった施設ということで、会場の関係については特に使用料等、総合体育館、香芝のものですので算定はされてないと思うんですけど、今おっしゃった1人当たりの香芝の人口ということで、16歳以上の分でということだと思うんですけど、そういうことですか。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 失礼いたしました。 1月20日現在専決補正をお願いさせていただく分につきましては、まだファイザーの対象年齢というのが16歳以上限定というところまでは行ってございませんでしたので、一旦は香芝市民全員分を一旦は計上させていただいたということでございます。 それから、今7万9,200人弱なんですけれども、そこは若干丸めを数字をさせていただいております、計算的には。それの接種2回分と。 それから、子供の部分、当時は子供さんの接種につきましては加算がございましたので、その部分もこの中で見に行ってございます。 それから、先ほど来おっしゃっておられます会場の設営、この部分については現在3次補正の中で会場設営の費用、使用料、それから設営費用というのが拡充されてございますので、その分については現状の現予算の中で対応していきたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) かなり変わってると。最初、河杉議員からもありましたけれども、国の説明も直近またあったようですけど、それで優先順位ですけど、4月1日からとご説明がありまして、高齢者と、それからまた重症化される方とか手挙げ方式であるとか、また介護施設の方とか、そこに介助者というような、そういったことも、市で結構裁量を持って優先的に場合によっては必要な方というふうに聞いてるんですけど、そのあたりの人数も入れると、なかなか予測し難いものが当初から発生してくると思うんですけど、そういったものも必要じゃないかなと思うんです。優先的に4月からされるとすると、高齢者の数だけでなくて、そういった介助者とか、その辺の方も含めた形で、今おっしゃった16歳以上の規制というのはなかなか当初分からなかったということで、かなり全員の市民の分がここに入ってるということでございますので、大丈夫だとは思いますけど、その辺の優先順位についてももうちょっと詳しく教えてほしいと思います、介助者とかそのあたりについて、どう考えていらっしゃいますか。 ○議長(中村良路) はい、滝村福祉健康部長、答弁。 ◎福祉健康部長(滝村豊) 今の段階で今議員ご指摘の介助者とか、その辺の具体的な数字までは持ち合わせてございませんけれども、当初65歳以上の対象者約1万8,500人ぐらいが今香芝の65歳以上の対象者となってございます。その中で、例えば高齢者施設の方も入所されてる場合については、そこの施設の方も一緒に接種していいよというような柔軟な対応で国のほうも示されてございますので、その部分について、例えば介助者についてもその辺は適宜柔軟な対応をしてまいりたいなというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、質疑を打切ります。 ここでお諮りいたします。 承第1号は、香芝市議会会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) 異議ないようでございますので、承第1号は委員会付託を省略いたします。 それでは、お諮りいたします。 承第1号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、承第1号につきましては原案のとおり承認することに決定いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 同第1号 香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて ○議長(中村良路) 日程に従いまして、同第1号を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 はい、小林副市長。 ◎副市長(小林悟) ただいま提案のありました同第1号香芝市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、令和3年4月17日付で香芝市固定資産評価審査委員会の委員を任期満了予定の出川洋氏につきまして、引き続き選任いたしたく、地方税法第423条の第3項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 なお、本人は平成21年4月より本市固定資産評価審査委員会委員として選任され、本市税務行政に多大なご尽力をいただいており、現任期満了後においても引き続き職務を全うされる所存でおられますので、何とぞ原案にご同意を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(中村良路) ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたします。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) 質疑がないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 同第1につきまして、原案のとおり同意することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、同第1号につきましては原案のとおり同意することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ○議長(中村良路) 日程に従いまして、諮第1号を議題といたします。 理事者から提案理由の説明を求めます。 はい、小林副市長。 ◎副市長(小林悟) ただいま提案のありました諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、令和3年6月30日付で人権擁護委員を任期満了予定の赤土八郎氏につきまして、引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により意見を求めるものでございます。 なお、本人は、平成21年4月より人権擁護委員として積極的に活動されており、現在14市町村で構成される葛城人権擁護委員協議会の副会長も務めておられます。現任期満了後においても引き続き職務を全うされる所存でおられますので、何とぞ原案にご承認を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(中村良路) ただいまの説明に対しまして何かお聞きになりたいことはございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、お諮りいたします。 諮第1号につきまして、原案のとおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、諮第1号につきましては原案のとおり承認することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 理事者提出議案提案理由説明 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、理事者提出議案の提案理由の説明を求めます。 小林副市長。 ◎副市長(小林悟) 提案いたしております議案につきまして提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、議第1号香芝市情報公開条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、行政文書の開示について、請求対象者の範囲を広げ、より積極的な情報公開を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容は、開示請求権の要件を撤廃し、何人も請求することができるようにするものでございます。 次に、議第2号香芝市行政組織条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、保健医療及び福祉、並びに危機管理に係るより機動的な業務の推進体制を整えることにより、市民の生命と健康を守るとともに、地域福祉の充実を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 次に、議第3号香芝市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、子育て世帯の特定教育・保育施設等の利用に伴う保育料等の負担について経済的支援を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容は、利用者負担額の無償化の対象となる要件を拡充するものでございます。 次に、議第4号香芝市立学童保育所条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、本市学童保育所を利用する児童の登所時の安全性についてより一層の確保を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては、旭ケ丘第2学童保育所を旭ケ丘小学校校内に移転することについて所要の改正を行うものでございます。 次に、議第5号香芝市子ども医療費助成条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、子育て家庭における医療費負担についてさらなる経済的支援を行い、当該子供の健康の保持及び福祉の増進を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容は、子ども医療費の助成要件を拡充することに係る子供の年齢要件の拡大及び社会保険各法における当該子供の扶養要件を撤廃するものでございます。 次に、議第6号香芝市介護保険条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、第8期介護保険事業計画の策定及び介護保険法施行令等の一部改正に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正内容は、第1号被保険者に係る令和3年度から令和5年度までの介護保険料率を介護保険事業計画に基づき設定し、当該保険料率の算定基準の見直しを政令の改正内容に併せて行うものでございます。 次に、議第7号香芝市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正することについてでございます。 本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が令和3年1月25日に公布され、同年4月1日ほかに施行されることに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容は、地域密着型サービス等を行う事業所等の運営において、感染症の対策の強化、継続的な介護サービス提供のための取組の強化、高齢者虐待防止の推進に係る基準を新設するものでございます。 次に、議第8号香芝市国民健康保険条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、国民健康保険法施行令の一部改正等に伴い、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容は、国民健康保険料に係る賦課限度額の引上げ、保険料の所得割算定基準及び減額基準などについての見直しを行うものでございます。 次に、議第9号香芝市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正することについてでございます。 本案は、一般廃棄物の処理に係る手数料の徴収方法等について、現状を踏まえた見直しを行い、適正化を図るため、本条例の一部を改正するものでございます。 主な改正の内容は、し尿処理手数料について証紙による徴収は廃止し、動物の死体処理手数料について改定を行うものでございます。 次に、議第10号令和2年度香芝市一般会計補正予算(第13号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億117万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ363億2,343万4,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、国の補正予算(第3号)に伴う主な事業といたしまして、保育所、幼稚園、認定こども園、学童保育所における保育環境改善事業、小・中学校における感染症対策等の学校教育活動継続支援事業、ため池防災対策調査計画事業、橋梁長寿命化修繕事業、鉄道駅バリアフリー化事業、小・中学校トイレ整備事業、また退職者の増に伴います退職手当などの増額を行う一方で、年度末における予算の執行状況を把握した中で不用額等の減額を行い、併せて国県支出金等の歳入額の確定による財源調整を行うものでございます。 歳出の主なものは、総務費の財産管理費で7億1,794万6,000円、衛生費の清掃総務費で7,207万5,000円、農林商工費の農地費で1億4,305万1,000円、土木費の道路維持費で1億971万6,000円、都市計画対策費で3,914万3,000円、教育費の公民館費で3,857万6,000円、諸支出金の国県支出金返納金で1億382万6,000円などの増額補正を行う一方で、新型コロナウイルス感染症の影響で実施することができなくなった事業費、医療扶助費、請負差金、人件費の不用額などの減額補正でございます。 また、歳入につきましては、歳出の増額補正に伴います財源として国県支出金、繰越金等の増額を求めたものでございます。 第2表の繰越明許費補正につきましては、事務室等飛沫感染防止事業など27事業におきまして繰越明許費の追加をするものでございます。 第3表の地方債補正につきましては、起債枠の決定に基づく地方債の限度額を追加及び変更をするものでございます。 次に、議第11号令和2年度香芝市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ514万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ70億4,578万8,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、歳出につきましては、総務費で354万5,000円、保険給付費で1億7,150万円、保険事業費で978万円を減額し、国民健康保険事業費納付費で8,381万6,000円、基金積立金で9,069万6,000円、諸支出金で517万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。 なお、歳入につきましては、歳出の増額補正に伴います財源として国庫支出金、繰入金、繰越金に求めたものでございます。 次に、議第12号令和2年度香芝市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,780万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ10億8,790万8,000円とするものでございます。 補正の内容は、歳出につきましては、総務費で3万円を減額し、後期高齢者医療広域連合納付金で2,783万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。 歳入につきましては、歳出の増額補正に伴う財源として後期高齢者医療保険料、繰入金及び繰越金に求めたものでございます。 次に、議第13号令和2年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億117万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億8,695万2,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、歳出につきましては、保険給付費で1億4,800万円、地域支援事業費で4,224万9,000円の減額でございます。 歳入につきましては、歳出の減額に伴い、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金及び繰入金等を減額するものでございます。 次に、議第14号令和2年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ297万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億1,402万5,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、歳出につきましては、諸支出金の国道事業用地取得費及び公債費の元金、利子を減額するものでございます。 歳入につきましては、歳出の減額に伴い、財産収入等を減額するものでございます。 次に、議第15号令和2年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ123万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ976万6,000円とするものでございます。 補正の内容は、歳出につきましては、地元公共事業費で123万4,000円の減額を行うものでございます。 歳入につきましては、歳出の減額に伴い、財産収入及び繰入金を減額するものでございます。 次に、議第16号令和2年度香芝市水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、収益的支出の総額に1,550万円を追加し、収益的支出の総額を18億3,095万5,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に伴い、外出自粛や在宅勤務等の生活様式の変化及び衛生意識の向上等により、一般家庭における水道使用の需要が高まったことから、県水受水費の増額をお願いするものでございます。 次に、議第17号令和2年度香芝市下水道事業会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、資本的収入及び支出の総額にそれぞれ1億1,900万円を追加し、資本的収入及び支出において収入総額を18億3,875万5,000円とし、支出総額を22億4,244万2,000円とするものでございます。 補正の主な内容は、国の補正予算(第3号)に伴う事業といたしまして、支出につきましては建設改良費の公共下水道管渠築造改築工事事業費を増額するものでございます。 また、収入においては、支出の増額に伴う財源として企業債及び国庫補助金に求めたものでございます。 次に、議第18号令和3年度香芝市一般会計予算についてでございます。 令和3年度の香芝市一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ255億1,000万円で、前年度当初予算と比較をいたしまして1億1,000万円の減、率にして0.4%の減となっております。 主な新規、主要事業といたしまして、総務費では市制施行30周年事業、採用試験業務の効率化と多様な人材確保促進事業、自転車等駐車場照明器具更新事業、男女共同参画プラン策定事業、民生費では総合福祉センター中規模修繕事業、子ども医療費助成拡充事業、第2子以降保育料無償化事業、要保護児童等支援管理システム構築事業、衛生費では健康かしば21計画策定事業、香芝市葛城市北葛城郡コロナ検査センター運営事業、農林商工費では森林経営管理事業、企業立地推進事業、土木費では鉄道駅バリアフリー化事業、流域貯留浸透事業、尼寺関屋線、畑分川線整備事業をはじめとする街路整備事業、スポーツ公園整備事業、消防費では防災用品備蓄事業、住宅耐震化啓発支援事業、教育費では民間学童保育所整備事業、教職員の働き方改革事業、小学校長寿命化改良大規模改造改築事業、学校トイレ改修事業、幼稚園・認定こども園施設整備事業、生涯学習推進基本計画策定事業となっております。 その他につきましては、住民福祉の充実、都市基盤整備など、前年度より継続して実施する事業が主な歳出の内容となっております。 歳出の性質別経費での構成比につきましては、人件費、扶助費、公債費の義務的経費は54.4%、消費的経費は14.3%、投資的経費は9.0%、その他の経費は22.3%となってございます。 歳入におきましては、市税をはじめ、国県支出金の財源確保と起債の活用等を図りながら、収支の均衡保持に努めてまいりたいと考えております。 第3条の債務負担行為につきましては、指定金融機関に係る手数料を含め、6件の期間及び限度額を設定するものでございます。 第4条の地方債につきましては、庁舎整備事業を含め、12件の起債の限度額が25億8,240万円であり、その起債の方法及び利率と償還の方法を定めるものであります。 第5条の一時借入金につきましては、予算執行上の資金需要に対処するため、その借入限度額を40億円に定めるものであります。 第6条の歳出予算の流用につきましては、歳出予算の各項の経費の金額を流用することのできる範囲を定めるものであります。 次に、議第19号令和3年度香芝市国民健康保険特別会計予算についてでございます。 令和3年度香芝市国民健康保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ71億9,500万円で、前年度当初予算と比較をいたしまして3億100万円の増、率にして4.4%の増となっております。 歳出の主なものは、総務費で1億4,488万1,000円、保険給付費で49億723万円、国民健康保険事業費納付金で20億5,900万円、保健事業費で7,192万4,000円となっております。これらの財源といたしましては、国民健康保険料、県支出金、繰入金等を見込んでおります。 次に、議第20号令和3年度香芝市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 令和3年度香芝市後期高齢者医療特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億7,100万円で、前年度当初予算と比較をいたしまして1,200万円の増、率にして1.1%の増となっております。 歳出の主なものは、総務費で3,694万6,000円、保健事業費で4,848万1,000円、後期高齢者医療広域連合納付金で9億8,217万3,000円となっております。これらの財源といたしましては、後期高齢者医療保険料及び繰入金等を見込んでおります。 次に、議第21号令和3年度香芝市介護保険特別会計予算についてでございます。 令和3年度香芝市介護保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ47億5,000万円で、前年度当初予算と比較をいたしまして1億3,400万円の減、率にして2.7%の減となっております。 歳出の主なものは、総務費で1億4,589万7,000円、保険給付費で43億7,090万円、地域支援事業費で2億2,173万5,000円となっております。これらの財源といたしましては、介護保険料、国庫支出金及び支払基金交付金等を見込んでおります。 次に、議第22号令和3年度香芝市土地取得特別会計予算についてでございます。 令和3年度の香芝市土地取得特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億6,300万円で、前年度当初予算と比較をいたしまして1億5,400万円の減、率にして48.6%の減となっております。 歳出の内容は、財産取得費で1億1,850万円、国道事業用地取得費で120万円、公債費で4,330万円となっております。これらの財源といたしましては、財産収入、市債等を見込んでおります。 第3条の地方債につきましては、公共用地先行取得事業の起債の限度額が3,800万円であり、その起債の方法及び利率と償還の方法を定めるものであります。 次に、議第23号令和3年度香芝市財産区財産特別会計予算についてでございます。 令和3年度香芝市財産区財産特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,070万円で、前年度当初予算と比較いたしまして30万円の減、率にして2.7%の減となっております。 歳出の内容は、地元公共事業費で1,070万円となっております。歳入の主な内容は、土地貸付による財産貸付収入及び地元公共事業積立基金繰入金などでございます。 次に、議第24号令和3年度香芝市水道事業会計予算についてでございます。 令和3年度香芝市水道事業会計予算につきましては、業務の予定量として、給水戸数が3万4,345戸、年間総配水量842万5,000立方メートルを予定しております。 主要な建設改良事業としては、配水管整備事業及び今泉配水場場内配管更新工事の第4期を計画しております。 収益的収入及び支出であります予算第3条の収入総額は19億3,558万3,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして5,494万1,000円の減、率にして2.8%の減となっております。一方、支出総額は18億5,577万1,000円で、前年度当初予算と比較をいたしまして4,031万6,000円の増、率にして2.2%の増となっております。 次に、資本的収入及び支出であります予算第4条の収入総額は2億2,746万6,000円で、前年度当初予算と比較をいたしまして3,393万円の増、率にして17.5%の増となっております。一方、支出総額は7億9,296万7,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして6,564万9,000円の減、率にして7.6%の減となっております。 なお、予算第4条の収支につきまして不足する額5億6,550万1,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金による補填を予定しております。 次に、議第25号令和3年度香芝市下水道事業会計予算についてでございます。 令和3年度香芝市下水道事業会計予算につきましては、業務の予定量として水洗化人口が5万5,000人、年間有収水量519万8,600立方メートルを予定しております。 主要な建設改良事業といたしましては、汚水管渠等建設事業を計画しております。 収益的収入及び支出であります予算第3条の収入総額は15億7,918万円で、前年度当初予算と比較をいたしまして9,177万5,000円の増、率にして6.2%の増となっております。一方、支出総額は15億811万9,000円で、前年度当初予算と比較をいたしまして7,124万9,000円の増、率にして5.0%の増となっております。 次に、資本的収入及び支出であります予算第4条の収入総額は16億3,674万9,000円で、前年度当初予算と比較いたしまして8,300万6,000円の減、率にして4.8%の減となっております。一方、支出総額は20億7,707万3,000円で、前年度当初予算と比較をいたしまして4,636万9,000円の減、率にして2.2%の減となっております。 なお、予算第4条の収支につきまして、不足する額4億4,032万4,000円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金による補填を予定しております。 次に、議第26号財産の取得についてでございます。 本案は、校務用情報端末等を市立小・中学校における教職員に貸与することを目的として、落札者である株式会社内田洋行と契約金額1,144万7,700円で契約を締結し、当該情報端末等を取得することにつき、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第27号指定管理者の指定についてでございます。 本案は、香芝市自転車駐車場条例第2条に定める合計9か所の自転車駐車場の管理運営に本条例第4条の規定により、公益社団法人香芝市シルバー人材センターを引き続き指定管理者として指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第28号奈良県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び奈良県市町村総合事務組合規約の一部を変更することについてでございます。 本案は、葛城広域行政事務組合が解散されることに伴い、地方自治法第286条第1項の規定による規約を変更することにつき、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 変更の内容は、奈良県市町村総合事務組合の構成団体の変更でございます。 次に、議第29号訴訟上の和解についてでございます。 本案は、奈良地方裁判所葛城支部平成30年(ワ)第258号損害賠償等請求事件に伴い、裁判所からの和解の勧告を受け入れ、当事者間で訴訟上の和解をするため、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議決を求めるものでございます。 以上、令和3年度の一般会計、特別会計、水道事業会計、下水道事業会計の予算、並びに令和2年度の補正予算、そして条例の一部改正など、合わせまして29件の議案でございます。何とぞ慎重にご審議をいただきまして、原案可決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(中村良路) それでは、ここで暫時休憩いたします。              午前11時44分 休憩              午後1時15分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 理事者提出議案総括質疑 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、これより理事者提出議案の総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定している議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮いただきたいと思います。 それでは、総務企画委員会に付託を予定をいたしております議第1号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。情報公開条例の一部の改正で、オープンになるという意味ではあれなんですけれども、改めて確認をさせていただきたいのは、今回いろんな条件を取っ払って、何人もということで、あえて全ての人に請求権を与えるというふうにしたのはどういう理由かを確認させていただきたいんですけど。 ○議長(中村良路) はい、上平総務部長、答弁。 ◎総務部長(上平健二) それでは、お答えいたします。 平成12年の条例制定当時に比べまして、我々の生活様式というのが非常に変わってまいりました。今やモータリゼーションというのは飽和状態にありますし、ICT化が目覚ましいスピードで伸展を遂げておるということもございます。あらゆる分野においてその圏域は拡大しておりまして、香芝市という狭い範囲での行動ではなし得ない課題というのが山積しておるという状況であります。世界のどこからでもあらゆる地域の情報が取得でき、市町村の枠を超越した取組が必要になっておるというふうに考えてございます。よって、請求権者の制約を撤廃し、何人もに改め、行政の住民に対する説明責任を果たしてまいりたいというのが趣旨でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 現状でもほぼほぼどなたでも請求できる状況にはなってたとは思うんですけれどもね。すごく単純なことをお聞きしたいんですけれども、今部長がおっしゃったように、私が普通に考えたら日本各地かなと思ったんですけども、世界至るところからと。世界の言語を全部網羅できる体制は取られるということですよね。 ○議長(中村良路) はい、上平総務部長、答弁。 ◎総務部長(上平健二) 私は、今答弁の流れは世界のどこからでもという形で、それだけインターネットが進んでおるという意味で話をしたんですけども、今議員の質問に対しまして、様式というのは日本語の様式なっております、書式になっておりますので、その書式で申請してもらいたいということですので、世界全ての言語に対して対応できるという状況ではございませんので、その点はご理解いただきたいと思います。 ○議長(中村良路) よろしいですか。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) いや。別に揚げ足を取る気は全然ないんですけれども、どこまでの体制を考えておられるのかなと思ったんで、あえて聞いたんですけれどもね。 私もあまり言語自体は全然、日本語もおぼつかないぐらいですからあれですけど、あくまでじゃあ日本語での対応でというネット状況のことは明記するということでよろしいですね。変なところを突っ込まれたくないんで、改めて聞かせていただきたいだけなんですけど。 ○議長(中村良路) はい、上平総務部長、答弁。 ◎総務部長(上平健二) お答えいたします。 この条例を動かすための条例の施行規則というのがございまして、その中に情報公開請求書の様式というのが決まってございます。その様式のところは、当然日本語という形になってございますので、その様式に基づいて申請いただきたいということになろうかと思います。よろしくお願いします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 ありませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第1号の質疑を打ち切ります。 次に、議第2号につきまして総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 何点か確認させてもらいたんですけれども、これは部が増えるということなんですけれども、単純に部長が増えるということは、人件費というのはどうなるかというところと、職員数はその部に上げて、今までと、課のときと変わらないのかどうか、増えるのかどうかっていうことと、単純になぜ分けるのかということをお聞きさせてください。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) まず、部長職のご質問であったかと思ってございます。 現在、議会事務局を含むものを部と考えますと、7部1局ございます。それが最終的に今回の条例改正でもって9部1局ということで10個の単位になってまいります。ただし、現在それぞれの部に理事がおられるところもございますので、部長職としては11名ございまして、それが来年度、令和3年度の予定としましては10人となる予定でございます。予定としては、以上でございます。 職員数につきましては、部や課が増えてまいりますけれども、総体数としてはそこに対してどれだけ張りつけるかというところは、再度検討してまいりたいというふうには考えてございます。 最終的に、なぜ分けるかというところのご質問につきましては、それぞれの部署において業務が非常に多くなってきているところ、予算枠が多くなってきているところ等もございますので、いろんなニーズに対応するために迅速に動けるような組織体制というところで少し分けさせていただいたというところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) それでは、例えば健康部と福祉部、ここが分かれることによって、じゃあ例えば市民の手続等が複雑にならないのか、変更はないのかということと、今後の部間の連携等は今までと変わらないのか、それよりも連携もしっかり取れるようになるのかというところも教えてください。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 組織機構の上では、福祉に関しまして部を2つに分けることとなりますけれども、福祉センターや保健センター内における業務等に特に大きな変更はなく、ご利用いただく市民の皆様にとってはご不便を生じないものというふうには考えてございます。 今般の機構改正の目的といたしまして、少子高齢化の影響や社会保障制度の複雑化により、福祉ニーズは今後ますます増加、多様化することが予想される中、これら要請に適切に対応し、よりきめ細やかな行政サービスの提供を図ることを目的としてございます。 それと、市民の方々に連携体制に対してはどのような形になっていくのかということになってまいりますけれども、近年地域共生社会に向けた取組といたしまして、重層的な支援体制の整備や包括的な支援が求められているような状況もございます。あらゆる業務において横断的な連携は必要となってまいりますので、福祉という枠を超えた中でも連携は図ってはまいりたいというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 福祉、健康、2つ分かれたとしても、職員とかいてるところは多分同じところなんで、今までとあまり変わらないとは思いますけれども、これ部を分けることによって連携が前よりもちょっと悪くなったとかということがあっては元も子もないんで、その辺はしっかり連携を取っていただきたいなとは思うんですけれども、特に福祉と健康、そちらのほうに関しましてはいろんなこと、これから高齢化社会も迎えることで事務も多様化して、かなり複雑な事務が多くなってくると思うんで、分けてすごくきめ細やかなサービスができたらいいと思うんですけれども、これを分けることによってサービスとか支援等が充実するんですよね、今よりも。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 分けることによって、部長が完全に2つに分かれて、相互に連携はもちろんいたしますけれども、細かな部分も確認ができるようにはなってくるというふうには我々は考えてございます。もちろん目的としては、住民サービスの向上をうたってございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。
    ◆15番(河杉博之) すいません。今の中谷議員の質疑の中でいろいろあって、福祉向上、市民サービスの低下はないということなんですけど、単純に福祉部と健康部を分けた中に介護福祉課が健康部にあるというのは、これはどういうことなのかなと、よく分からないんですよ。今のご答弁の中で、事務量が増大になってきて部を分けていかないといけないっていうことなんですけれども、2部に分けることによって、先ほどもありましたが部長が2人になるわけですよね。ということは、承認が2つ要るということになりますよね。介護福祉というのは、健康の部分ももちろんありますけど、重きはほぼほぼ福祉だというような、実際の運営じゃないかなと思うんですけど、その辺についての見解を1度教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 今回の機構改革、改編に関しまして奈良県下の5万人以上の市の組織等も調べてございます。その中で、おおむね4つの団体、8つの市がございますけれども、4つの団体で2部制を取ってございました。1つの部は、おおむね冠としましては福祉というところの冠をつけてございまして、もう一つのところは健康であったり、保健であったり、医療であったりという冠をつけてございました。その中で、我々介護の担当につきましては、他市の状況におきましても福祉部門に属するところ、健康部門に属するところ、それぞれがございましたけれども、本市におきましては奈良県後期高齢者医療広域連合の広域計画に基づきまして、高齢者が抱える様々な健康課題に対応するために国民健康保険の保健事業や介護保険の地域支援事業、また保健センターの健康増進事業を一体的な実施をし、地域全体で高齢者を支え、健康寿命の延伸を目指すということを視野に入れた中で介護福祉の中の予防介護サービス等介護福祉全体を健康部とさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 部長のおっしゃってることは、分かるような分からないようなところがあるんですけど、現場に即した場合に現実的に健康部という部長が判を押して、でも実際介護福祉課という名前をつけてる、別に名前のつけ方はある意味ではどうでもいいんですけれども、でもやはり介護の中で福祉に依存しているところの部分が多い中で、健康を推進していくところと福祉でセーフティーネットを上げていかないといけないところの部分というところの2部に分かれているところがいま一歩よく分からない状態なのでね。2部に分けること自体をどうのこうのじゃなくて、介護が健康部に入ってること自体の違和感がすごくあるのでね。それがもう一つ理解できないんであれなんですけど、それについてはまた委員会の中でもちゃんと説明いただければと思うんですけど。 もう一つごめんなさい。この図における危機管理監の位置づけがいま一つよく分からないんですよ。有事の際に危機管理監というのは、部長以下を統括して副市長、市長との連携を取る窓口になると思うんですけれども、これは部長と一緒に並んでるでしょ。これは、この線の見方っていうのはどういうふうに見させていただいたらいいのか、要は香芝における危機管理監の立ち位置っていいますか、在り方っていうのは、私が言ってるような有事の際に統括する窓口になると私は理解しているんですけども、それであればこの書き方っていうのもいま一歩理解ができないんですけれども、どういう状況になるんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) 香芝市組織構造図の表し方の中のご質問であろうかと考えてございます。 危機管理監のポストは、機構図の上では副市長と部長級の間から線を出させていただいてございます。よって、危機管理事象が発生時におきましては、各部長を統括する役割を担ってございます。ただし、場所的にここに置いてございますのは、生活安全部の部長と兼任を今予定をしてございまして、書く場所としてはここをそういったことも踏まえた中でここに位置づけているというところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ごめんなさい。生活安全部の部長と兼任をするってどこかに書いてあるんですか。いや、ごめんなさい。書いてないことを、それは人事の話で、人の話ですよね、機構の話じゃないですよね。それを今部長、そこで公的に答えたらまずいんじゃないですか、まずくないですか。いいんですか。そういうように予定しているからだけで、じゃあ将来像、常にそうなるって1文書いてあるならまだ分かりますけど、予定していますから今この図ですよっていう話。来年、人が替わったら、またこの図は書き直すっていうことになるっていうことになっちゃうんですけど、訂正しなくていいですか、大丈夫ですか。そこだけ聞きたいんですけど。 ○議長(中村良路) はい、堀本企画部長、答弁。 ◎企画部長(堀本武史) はい。組織図の課も含めてのご説明を申し上げますと、生活安全部におきましては、生活安全課と、今回危機管理室から昇格させてまして危機管理課という配置をさせていただいてございます。ですので、危機管理監は危機管理課を所管するところは通常の話と考えてございまして、将来的におっしゃってるように完全に分けて生活安全部長と危機管理監を配置する場合におきましては、この図は変わってまいるというふうには考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第2号の質疑を打ち切ります。 次に、議第9号につきまして総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) すいません。この証紙の件なんですけれども、令和4年3月31日で証紙の売りさばきが終了、令和4年6月30日で証紙使用終了、令和9年3月31日で現金の還付、これが期間となってると思うんですが、それはそれでまず確認でよろしいでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、南浦市民環境部長、答弁。 ◎市民環境部長(南浦幸次) 議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) では、この証紙を使用されてる市民の方への周知っていうのは徹底して行うのかどうかっていうところと、令和9年3月31日で現金還付、これが期間としてあるんですけども、今のところは分からないかもしれないですけど、その延長とか、例えば売りさばき枚数と使用枚数で還付した枚数とかチェックされてると思うんですけれども、それでまだ残ってるやろうなというときは、またその期間を延長したりする予定というのは考えておられるのでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、南浦市民環境部長、答弁。 ◎市民環境部長(南浦幸次) まず、周知の仕方でございますが、現在し尿収集世帯というのは500世帯程度でございます。ですので、今5軒の売りさばき店がございますので、その店を中心として周知をさせていただく、またはくみ取りに行った際に業者のほうから周知させていただくという形を考えております。 現在、証紙が机の上の計算上は約50万円弱残っております。ただ、これまでの間で汚損されたり、紛失されたりといった証紙が幾らかあると思いますので、実際はそれよりは少ない額を想定しております。 令和9年3月31日までということでございますが、これは地方自治法におきます消滅時効、地方自治法第236条に基づいて5年間の消滅時効というふうに考えておりますので、それを延ばすということはございません。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第9号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第10号につきまして総括質疑をお受けいたします。 はい、芦高議員。 ◆1番(芦高清友) すいません。44ページをお願いいたします。 款5農林商工費、項3商工費、目2商工振興費の負担金補助及び交付金のところで、感染症拡大予防協力金4,785万円の減額、そしてまた下に地域経済対策補助金1,001万7,000円、消費喚起対策補助金2,551万7,000円が減額されていますけども、これは実態から考えると、このような数字が出るというのは考えられないんですが、どのように検証されてるんですか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 今回の補正について、負担金補助の分でございます。 まず、協力金に関しての試算につきましては、当初協力要請に係る事業所というのを1,000事業所を想定しておりました。県のほうの休業要請に係る対象者の申請件数っていうのがその想定よりも少なく276軒、そのうち市のほうの申請件数が196件ということで、県の想定もかなり低い想定から申請枠となっておりましたので、実質それに見合った市の申請っていうことになりましたので、想定額よりかなり低かったということが検証されます。 地域経済対策補助金につきましては、こちらはクーポンの第1弾、できることからはじめようプロジェクトの中の一つでございます。経費的には、クーポンの分の換金率が30%ほどということでしたので、その分についてもこの額の減額となっております。 最後に消費喚起対策経費といたしましては、クーポン第2弾の分でございます。こちらは、換金率としては87%ほどございました。あとは、諸経費について当初思っていた費用よりも軽減されたというところで、この額の減額となっております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、芦高議員。 ◆1番(芦高清友) 感染症対策協力金1,000件の見込みのところ、県では276件、そのうち市で196件ってありますけど、そもそもその県の申請のほうが低かったっていうのは分かるんですけど、でもそれ、だから当初申込みが早くから始まったけれども、なかなか手続も遅れて、いろんな国の持続化給付金とかの手続とかもいろいろ重なって、なかなかここまで手が回らんかったんかなということも考えれるんですけど、いろいろ理由はあると思うんですが、それを差っ引いても276件が市から県に準じていく香芝市が独自でやった分が196件ってなったら、これはちょっとそこの数字も気になる、合わないですよね。10割になってもいいわけですから、これは。県の申請をされてるわけでしょ。県の申請が少ないというのもかなり気になるんですけども、いろいろ、何というのかな、ここが10割にならないところもまずおかしいですよね。だから、市から県と何か連携してお伺いを立てたりとか情報の共有とかしてないのかっていうのがまず気になります。 そして、そもそも奈良県のこの協力金に対するこの申請というのは少な過ぎると思います。実態は、かなり疲弊しています。ということは、額面が県が中小企業20万円、個人が10万円、香芝市独自で10万円、5万円と合わせて低くされましたけど、同額でもよかったのではないかとか、いろんな角度から考えられるんじゃないんですか。そのあたりを踏まえてもう一度お願いします。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 議員おっしゃいますとおり、当初の予算措置の段階でどれだけの事業所がこの休業要請に応じられるかということは、想定はまずできなかったというところもございます。しかしながら、ある程度県のほうの支援というのは受けられるという前提で私たちも動いておりましたので、実際にこれほど少ないっていうことはちょっと見込みをしておらなかったというのが現実でございます。 ただ、県のほうの申請をされた方につきましては、必ず市のほうの申請もしていただきたいということで募集期間のほうも3か月以上延ばさせていただきまして、啓発活動もした中でこの件数でございますので、なかなか県と連携するといっても、事業所の名前までも県のほうは教えてはいただけませんでしたので、直接そちらに向けての啓発というのができなかったというのが現実でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、芦高議員。 ◆1番(芦高清友) 教えていただけなかった云々っていうのは、詳細はよく分かりませんけども、なぜなんかなと思いますし、それに準じて香芝市独自でやってるわけでしょ。それだったら、準じなくて独自でやったらいいじゃないですか。県に準じてるんで、今この質疑のほうでは、ここが10割にならないところはすごく気になるので、副市長のほうも県のほうから来ていただいたということもあって、何でこんなん、すぐ分かるでしょと思うんですけどね。 ちょっとそのあたりがどうなんかなという点と、あと今後、緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金とか、また思い切った事業再構築の支援とかということ、3月から公募であったり、申請の受付が始まりますよね。だけど、そういった国のところだけじゃなくて、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金、香芝市これ独自で考えて使えるわけですから、この一時支援金であるとか比較的効果のあった1億8,000万円の予算の中で、不用額が2,500万円程度出ましたけど、利用額、先ほどおよそ87%とおっしゃってましたけど、比較的効果のある5,000円の分の第2弾は第1弾のその300円っていう、金額のこともあると思うんですよね。だから、第3弾につながることであるとか、この一時支援金のことであるとかっていうのは、これは独自でやっていただきたいんですけども、あるいは新しい事業とか考えられてるんですか。 ○議長(中村良路) はい、津崎地域振興局長、答弁。 ◎地域振興局長[商工振興課長事務取扱](津崎弘美) 議員おっしゃいますように、これまでの事業につきましては、早急にできる体制としてこの形でやらさせていただきましたけれども、今後3次補正の国の予算も下りてくることから、そういった独自の事業を含め、新しい事業の展開も検討しているところでございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、上田井議員。 ◆6番(上田井良二) すいません。45ページの土木費の改良費のところなんですけど、工事請負費等の市道の新設の分で減額がこれ合わせて1億6,000万円ぐらいあるんですけど、これはやりたくてもできなかったのか、全くする必要がなかったのか、そのあたりを教えてもらえますか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 議員おっしゃっていただいてますのは、道路橋梁費の中の公有財産購入費と補償、補填及び補償金の部分でしょうか。45ページですね。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後1時43分 休憩              午後1時43分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) まず、工事費の分になりますけども、これについては国の社会資本整備交付金の配分額の少なさ及び入札差金等による減額補正でございます。 それと、その下の公有財産購入費に当たりますが、これにつきましても交付金の配分額が少なかったことによることでございます。 最後に、補償、補填及び賠償金につきましても社会資本整備総合交付金の交付金の配分額が少なかったことによる減額補正によるものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) では、今ちょうど同じところで改良費で、今減額の補正があったと、交付金のということなんですけれども、じゃあ本当はもっとやらないといけなかったのかというところで、計画というのがあると思うんですけれども、その計画に対してどれぐらい遅れているのか、どれぐらい遅れたのか、今後どのように進めていくのかということもお聞きさせてください。 続いて、スポーツ公園事業もかなり減額で遅れてると思うんですけれども、その辺についても今後どのように進めていくのか、どれぐらい計画より遅れていて、今後どのように進めていくのかというのをお聞かせください。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 社会資本整備総合交付金を使った部分の工事になりますので、やはり交付金の配分額が少ない場合には、なかなか前へ進めることができない状況にあるのは確かでございます。その中でも、都市創造部のほかの交付金の使える部分は使っていかせていただいて、小さな部分はすぐにできるようにさせていただいているような状況にございます。確かにおっしゃるとおり、予定している部分がかなりできてない状況はございます。 それと次に、スポーツ公園になるんですけど、スポーツ公園も配分額が少なかった状況にありました。ただ、国の3次補正を使って、今回当初予算枠内ですけど2,500万円の3次補正を使って引き続き造成工事をやる予定でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 国の配分額でこれが仕方ないということはすごい分かるのは分かるんですけれども、香芝として計画を立てている以上、それを少しでも多く前に進めるために今後とも努力のほうをよろしくお願いします。 あとそれと、29ページの基金の積立てなんですけれども、公共施設整備基金に今回この補正で5億4,418万円積み立てるということなんですけれども、その年度、年度によっての財源によって、またこの基金の積立てというのはいろいろ変わってくるとは思うんですけれども、例えば公共施設ができたときから大規模改修、中規模改修の計画が立てられて、それに対しての基金の積立てというのは必要不可欠やと思うんですけれども、今回急に、急にというか、3年前から言いますと1億6,000万円、2年前2億6,000万円、1年前では1億2,000万円ぐらいしか基金に積み立ててこなかったのに今回5億4,000万円ということは、何か大きい工事が入るからここでどうだと、積み立てようかという考え、安易な考えかなしか取れないんで、もっと計画どおり基金の積立てというのはしていかないといけないと思うんですけど、その辺、どうでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) ただいま議員おっしゃいますとおり、公共施設の整備に当たっては、今後の計画も含めて将来的な費用を計算した上で基金のほうに計画的に積立てを新年度の予算のほうから1億円を計上させていただいておる状況でございます。そのため、基金を積立てすること、また活用すること、併せて今後の事業費の平準化に併せて取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) 各年度の財源状況によって基金の積立てはなかなか進まないときもあるかもしれませんけれども、計画をしっかり立てて、絶対に将来改修しないといけない、建て替えがかかってくる、大規模改修をしていかないといけないという状況が絶対に来るわけですから、それを少しずつきっちりと計画を立てて積み立てていってもらいたいと思います。 今回の補正なんですけども、3月補正ということで、全体的な調整、不用額等の補正も数多くあると思うんですけれども、今年度はコロナの影響でいろんな事業ができなくなり、減額補正もかなりあったと思うんですけれども、コロナの対策としてはコロナ交付金が国から入ってきてます。予定してた事業をやらなくなった減額補正で全体的に、コロナ対策にも必要なんですけれども、市民サービスの向上、これが絶対しないといけないこと、市民サービスが低下してはいけないんで、向上につながる使い方をしたのか、大体ざっくりとでいいですから、全体的にどんな使い方をしたのか、減額補正をしたお金というのはどういった使い方をしたのかというのを教えてください。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後1時49分 休憩              午後1時51分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) ただいまのご質問でございますが、既にさきの補正予算におきましてコロナの影響を受けて事業が執行できないものについては、コロナの対策費用として補正予算を既に計上させていただいているものもございます。また、今回の補正予算につきましては、年度末までの執行を見た中で執行ができない、不用額になるだろうというものに対しては、減額をさせていただいて、その部分を翌年度以降の財源として基金での積立て等を行わせていただいております。 以上です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。15、16ページに繰越明許をされてるんですよね。ぎりぎりの補正なんで、プラスのところを。ということは、来年度に、これは繰越しをやる以上は来年度で全部仕上げないといけないということになると思うんですけれども、何点か聞きたいんですけども、例えば15ページの保育所等保育環境改善事業780万円、それから保育所のICTで1,600万円、それから一番下の街路で1億6,150万円、16ページの防災等備蓄事業、これはどういうものか。それから、教育費の小学校の学童保育所保育環境改善事業、これについてどういう計画でどうなってるのか、概略で結構ですのでご説明いただけないでしょうか。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後1時53分 休憩              午後1時54分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) ご質問のあった最後のところの災害対策費の防災用品の備蓄事業でございますけれども、概要で申しますと、まずアルコール消毒液、それから感染対策に使用する屋内用のテント類、屋外用、それからそれを入れる倉庫、こちらのほうを予定させていただいてございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 街路事業整備事業の、これは国の補正予算(第3号)分でありまして、これにつきましては尼寺関屋線・畑分川線と畑分川線Ⅰ工区の工事の分になります。畑分川線Ⅰ工区につきましては、橋台までの工事をやる予定をさせていただいております。その分の繰越しでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) まず、民間保育所等保育環境改善整備事業でございますが、これについてはコロナ対策のマスクや消毒液、またコロナ対策に伴う備品等を民間保育所に向けて補助するものでございます。 それから、保育所ICT環境整備事業でございますけども、これは12月補正で公立保育所のICTの環境を整備させていただくために補正予算を組ませていただいたものでございますが、年度内執行事業者の設定作業をするのに時間がかかるということで、年度内に完了ができないことになり、繰越しをさせていただくものでございます。 それから、学童保育所保育環境改善整備事業でございますが、補正の歳出の51ページのほうにありますけども、3学童保育費の放課後児童健全育成事業委託料、それから学童保育所指定管理料、こちらのほうに対するコロナウイルスに伴う感染症対策の消耗品や備品、それからまたICT環境の整備をするための事業で今回補正をさせていただきまして、来年度事業を実施させていただくものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。ありがとうございます。 急な3次補正で入ってきたものなんで、来年度やるというのはあれですけれども、ごめんなさい、1点、管理監、防災用品で、これでどのぐらいの設備がそろう予定になるのか、概略で結構です。1桁まで言えとは言いませんので、どれぐらいの状況か教えていただけますか。 それと、ごめんなさい、街路事業のほうで畑分川線等々、あれは首を長く皆待ってる状況ではあるんですけど、これは来年度のいつ頃完成予定か、もう一遍そこだけ教えていただけますか。 それと、ごめんなさい、澤次長、今おっしゃられた51ページの学童保育費ですか。                            (教育部次長澤 和七「はい」との声あり) これのトータルの2,580万円ですよね。ごめんなさい、私の読み取りが悪いのかちょっとあれなんですけど、ここ委託料と管理料なんですけど、今おっしゃられたのは何か消毒費とか、何かそない言いませんでしたか、ごめんなさい、ちょっと聞き間違えてたら申し訳ないんだけど、この項目と今のお答えが合ってないような気がするんですけど、ごめんなさい、そこを教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい。それでは、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) こちらは、消耗品やコロナ対策に関する備品を購入するための費用でございますが、学童保育所の運営につきましては、民間さんには委託料として運営費をお支払いさせていただいてます。ほんで、公立保育所につきましては指定管理料としてお支払いさせていただきますので、その項目でうちのほうは予算化させていただいて、委託料という形でお支払いして、使っていただくのは消耗品や備品の購入ということになります。実際、公立で買う場合であれば、消耗品費、備品費というような形で計上させていただくことになるんですけども、あくまでも補助という形で出しますので、委託料という形で計上をさせていただいております。 ○議長(中村良路) はい。次に、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 今国の3号補正の分で橋台のところまでというお話なんですけれども、来年の12月を目標に今考えております。ただし、雨天等の、そういった問題もあるので、ここについてはご了承願えればと思います。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、笠屋危機管理監、答弁。 ◎危機管理監(笠屋眞一) すいません。ご質問があった部分でございますけれども今回の繰越明許費補正の2,690万円の部分についてというところの費目だけでもよろしいでございますでしょうか。まず、アルコールにつきましては、今手元に今年度末予定で二千数百リットル備蓄する予定をしてございまして、これの1年分ぐらいをこちらのほうに計上させてもらってると、購入予定だというのがアルコールの部分になってございます。それから、屋内テントのほうでございますけれども、こちらのほうは約600張りほど屋内用を購入する計画で積算してございます。こちらにつきましては、今年度末でおよそ2,000ぐらいの数を今発注済みでございます、納品待ちでございますので、避難所となっている体育館スペースに敷き詰めるだけの積算の分は、今回のもので屋内用につきましては充足するのかなと考えてございます。それから、あと若干屋外用のテントのほうも購入させていただく予定で、200張りほど今積算を入れておるというところで、これはまだ継続して購入のほうは当たってまいりたいと考えてございます。 大体、以上になってございます。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後2時02分 休憩              午後2時03分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 再度、補足で、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 畑分川線Ⅰ工区につきましては、今補正の分で12月予定という形でお話しさせていただきましたけど、全体としては令和5年をめどに今計画を立てて事業を進めております。ただし、社会資本整備総合交付金の配分額によってちょっと変わる可能性もあるということをご了承願って、ご説明とさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ありがとうございます。 なかなか市の単費だけではできないのはよく分かっておりますので、国からの補助がどのぐらいの形になるのかによって変わるという、一番大変なところだとは思ってますので、その辺は理解させていただきます。 すいません。それと、笠屋管理監のところのあれで、コロナの関係で特に屋内テント、仕切り板というのはすごく皆さん気にしておられますので、その辺は見ていただいていると思いますので、よろしくお願いします。 それと、仲局長、ちょっとお伺いしたいんですけど、今澤次長がおっしゃられた管理料とか委託料で出してるもので、そういう備品を購入するというのは、見方として、これは覚書なんかしたらオーケーになるのか、それとも黙って管理料として渡してる、何かどう使おうが、変な話、誰も文句言えない状態になるのか、その辺というのはどこがどう管理されるんですか。こっちに出てくるのは、数字は管理料、委託料で、実際はというのは、これは仲さんに聞いていいのかどうか分からないですけど、お金を握ってるのは仲さんかなと思ったから聞いただけなんですけど、その辺を教えてください。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後2時05分 休憩              午後2時06分 再開 ○議長(中村良路) それでは、休憩を解いて再開します。 仲財務局長、答弁。 ◎財務局長[財政課長事務取扱](仲哲司) ただいまのご質問でございます。 我々役所のほうで使ったりとか公立の園で購入する部分については消耗品等で購入させていただくわけでございますが、民間の施設が運営される中でそういった環境の需要品、そういったものも含めて委託としてお願いしている部分でございますので、委託料としてお支払いをさせていただくという予算化をさせていただいているものでございます。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 使用に関して適正かどうかということにつきましては、最終実績報告書のほうを提出していただいて、確認させていただくので、適正な使用ということの確認はさせていただいております。 以上です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第10号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第14号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ありませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第14号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第15号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第15号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第22号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第22号の質疑を打ち切ります。 次に、議第23号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ないですか。 あったら、手を挙げていただいても結構ですよ。ございませんね。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) それでは、ないようでございますので、議第23号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第27号につきましての総括質疑をお受けいたします。 書類の関係もあるんで、ある方は手さえ挙げといていただいたら結構だと思います。 ないですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第27号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第28号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ある方、手を挙げてください。 ないですか。 ないですね。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第28号の質疑を打ち切ります。 以上で、総務企画委員会に付託を予定いたしております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 暫時休憩します。              午後2時09分 休憩              午後2時20分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 続きまして、福祉教育委員会に付託を予定をいたしております議第3号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 幼児教育の無償化の国の部分よりもまた独自で香芝市が行っていただけるということですが、国の基準では3歳から5歳は0円で、ゼロ歳から2歳の住民税非課税世帯はゼロということなんですけど、今回の部分についてはひとり親と多子世帯について第2子以降ゼロと、今市長の施政方針にあります。この部分について、具体的にひとり親の部分については全ての方が対象なのか、また実際2人目以降、半額の場合もあり得るというふうに読み取れるんですが、そのあたりを詳しく、どの方が負担軽減になるのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後2時22分 休憩              午後2時22分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) すいません。今回の改正でございますが、現状ひとり親世帯、それから在宅障害児世帯等で生活保護世帯、市町村民税非課税世帯を除き、市町村民税の所得割が7万7,101円未満の世帯は保育料を一部減額しています。令和3年度よりこれらの世帯の児童の保育料をゼロにまずさせていただきます。 それから、現状生活保護世帯、非課税世帯を除き、所得にかかわらず第2子の保育料は半額、それから第3子以降の保育料は無償となっております。令和3年度より第3階層、市民税所得割額が4万8,600円未満程度、それから第6階層、市民税所得割額が12万円から16万9,000円未満、この間について第2子の保育料を無償とさせていただきます。また、第4階層の一部、5万5,700円未満につきましては、特定被監護者等から2人目として数えるということで、数え方のほうは少し変わるというか、これは以前と同じ数え方をしておりますが、数え方についてはそういった数え方をさせていただいております。 あともう一点は、地方税法の改正によるひとり親の、今までは未婚のひとり親というのは税のほうで寡婦控除等ございませんでしたので、こちらのほうでみなし寡婦適用してましたが、税のほうが未婚のひとり親の控除が新たにできましたので、その部分を削除させていただいたというような改正になっております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 第2子ということなんですけど、第2子以降という捉え方ではなくて、今の階層によって半額になったりとかというのはあるんですけど、第2子の部分について教えてもらえます。 ○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) すいません。まず、第3子につきましては、今現在も無償となっております。第2子につきましては、第6階層、こちらまでが無償という形でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 思い切ったことであると思うんです。というのは、いろいろコロナ対策の中でお金もたくさん今かかってる中で、結構国の無償化に横出ししていく部分というのをちょっと延期したり、いろいろされてるという中で、令和3年度ということですから、10月からになるんでしょうかね、4月からですか、ちょっと教えてもらえますか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。
    ◎教育部次長(澤和七) 第2子の無償化につきましては、令和3年度の保育料になりますので、4月からということになります。ただ、地方税法の影響を受ける未婚のひとり親の寡婦控除の適用のこの形を変える、今はみなし寡婦の適用で、同じことなんですけども、そこの替え方は令和3年度の地方税を基に保育料を選定するのが令和3年9月以降ということになりますので、9月からの保育料でその影響を受けるということになります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 今私も一生懸命聞いてたんですがちょっと分かりにくいんで、もっと端的にはっきりと第2子以降の子供で無償にならない子供というのがどういう条件の人で、今の話からすると多分第7階層よりたくさん税金を払ってる人というお話ですね。それが試算、あくまでも推測だと思いますが、試算で何人で、それが全子供の何%っていうところは分かってますか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) まず、第2子が無償にならない、半額という、今現状のままというのが第7階層から第11階層までということになります。 それから、試算ですけども、あくまでもこれは令和2年10月現在の数値で算出しております。対象者としましては、全体で284人の世帯がありますけども、そのうち今回第2子無償化の対象になるのが153人、ですから53.9%の方が対象ということになります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) つまり、半分以上の子供たちについては完全に無償化になるというふうに考えたらよろしいですね。分かりました。 それで、これまでいろいろ減免であったり、第3子以降は無償であったりということは、当然市側としてはしてきたわけですから、今回のこの改正によってさらに必要となる予算、すいません、これは予算委員会でまた話に出てくると思うんですが、あくまでも総括として聞かせていただくんですけども、どれぐらいの額が必要になるということで試算されてますか。 ○議長(中村良路) 澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 先ほどの10月1日現在のその試算で申しますと、今のひとり親の無償と、それから第2子無償を合わせまして、2,719万2,000円というような試算をしております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 2,700万円ということは、一般会計予算が今香芝市におきましては255億円というような状況の中におきましては、2億5,000万円で1%ですから、0.1%ぐらいの影響だということですね。 将来的には、完全な無償化に、失礼、第2子以降、第7階層以降の人も無償化に向けて動いていただけたらなというふうに思います。答弁は結構です。 以上です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第3号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第4号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) すいません。議第4号におきまして、提案理由説明の中で学童保育所を利用する児童の移動時における安全を考慮し、小学校の中に学童保育所を設置するというような提案理由説明があったと思います。その提案理由説明はもっともなことであり、ということは、市としては小学校内に学童保育所があれば安全であると考えているというふうに私は受け取りました。ということであれば、実は前議会でも話題になったわけでありますが、本市といたしましては今回議第4号が提案され、このようにしていくという考え方を持っているという、その提案理由説明が先ほど言いました移動時の安全ということなわけですから、それは当然ほかの全ての学童保育所においてもこのことは言えるわけで、本市といたしまして学童保育所を移動時の安全を確保するための方向性として小学校の中に学童保育所を設置していこうという考え方は持っておられるのかどうかということを、もちろんいろんなハードルがあるということは当然承知の上で、考え方、方向性としてそういう考え方はあるのかということをお聞きします。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) もちろん先ほど申しましたように、移動時の安全、それからそういったスムーズな移動ということを考えますと、学校内にあるのは好ましいなと考えておりますけども、現状35人学級のこともあって、今後の空き教室の推移も見た中で定めていく必要があるのかなと考えております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) すいません。今本会議で総括質疑の私の質問に対する答弁として、小学校の中にあることが好ましいということで今澤次長は答弁をしてくださったということで、それは確認させていただいてよろしいですね。というのは、何を言いたいかというと、もちろん学校外にあってはいけないというわけではありません。学校外に学童保育所が別の建屋としてあることも、それはあり得るだろうと。しかしながら、学童保育所が、いろんなハードルもありながら、それを越えて小学校内に設置されていくことが望ましいという考え方もあると、そういうふうに答弁をいただいたというふうに理解しておきます。よろしいですね、はい、はい。ということで、今後学童保育所を、いろんなハードルがありながら可能ならば小学校の中へ、小学校内に設置していこうという動きは今後も続いていくんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 先ほど申しましたように、可能ということで、もちろん学校の空き教室というのがございます。先ほど申しましたように、全学年35人学級編制という話も出ておりますので、それらも見た中で今後検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第4号の質疑を打ち切ります。 次に、議第5号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。まず、単純にお伺いしたいんですけども、15歳から18歳まで医療費助成をするということなので、18歳になる年の3月31日までとお伺いしてると思うんですけれども、それで間違いないのかというのが1つと、もう一つはよく言われるんですが、現物支給と立替払いの件で、これについてこういう検討ができる状態なのかどうかというのをお伺いしたいんですが。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) すいません。最初の質問がちょっと、申し訳ございません、聞き取りにくかったんですけども、先に2点目の現物給付の話を先にさせていただきます。 現物給付につきましては、平成30年度より未就学の児童につきまして国が、いわゆるペナルティーでございますけれども、こちらのほうを撤廃したことによりまして、令和元年8月から、これは県なり市町村が協議した中で未就学児の現物給付をさせていただいているような状況になってございます。ただ、現状も小学生以上につきましては、こちらのペナルティーというのはまだ残ってございますので、現状今こちらの18歳まで拡充させていただきますけれども、償還払いという形で考えてございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後2時36分 休憩              午後2時36分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開します。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 失礼いたしました。 対象としましては、議員おっしゃられますように18歳に達する年度末、3月31日までの方を対象とさせていただきます。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 対象年齢は、それで分かりました。 今の現物支給と立替払いの話なんですけど、ペナルティーという言葉を正式に使われるということは、確実にこれをやると国からの何かしらの罰則が下りてくるというふうに、正式理解になっちゃうんですけれども、そういうことでいいんであれば、どういう状況になるのかを正式にお答えください。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 国のほうは、こちらにつきましてはその分医療費が増えるであろうという計算した額について国庫のほうを減らしてくるというような形で、いわゆるペナルティーという形で通常お話しさせていただいているようになるんですけども、そういう形で減額になるということで認識していただいたら結構かと思います。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 国は、ペナルティーという言葉を多分認めてないですよね。だから、それを今本会議場で正式に言っていいのかっていうのはちょっと気になったので、あえて確認したんですけれども、じゃあ減額になってくる金額は、今回18歳に上げることによって約3,500万円、年間にかかるんですね。予算のほうに出てくるからあれなんですけども、だから18歳に上げていただくこと自体は歓迎はしてるんですけども、減額になってくる金額っていうのは、大体試算するとどのぐらいになるんですか。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 今回の拡充します3年間の試算ではございませんけれども、小・中学生、こちらを対象に医療機関での窓口負担を現物給付化した場合の平成29年度から元年度の実績を基に試算したものはございます。こちらにつきましては、国庫負担金等が200万円程度減額、これは子ども医療プラス心身障害者医療、ひとり親医療のこの福祉医療全体のトータルで200万円ぐらい減額になると見込んでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第5号の質疑を打ち切ります。 次に、議第6号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 議第6号につきましては、参考資料にあります高齢者福祉計画、第8期の介護保険事業計画の中身が絡みますので、そちらもお聞きしたいんですが、今回の中身を見ますと、今後認定者数が今までとは違う速度で増加していくという傾向が示されております。そうした中で、改定もされていくんですけども、既に香芝市においては介護保険料はそれほど高くない現状がございました。そうした中で、今後こういった形で3年後には400人ほどの認定数が増えるということもありますので、かなり負担増になってくると思うんですが、この現状の改定における基準額、金額についてはそれほど高くない条件になってます。これは、その試算において何かこれまでとは同じような感覚でいると、ひょっとしたらまた足りなくなったりする可能性もあるんですけど、その点の検証は大丈夫なのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 今回第8期の計画で介護保険料につきましても試算させていただいてございます。この第8期3年間の試算の中で、保険料の標準保険の料率ですけれども、基準額といたしましては月額5,322円の試算が上がってきてございます。ただ、介護保険のほうにつきましても基金等ございますので、急激に上昇しないようなことも考えまして、現状基金から約3年間で3億円を取崩しさせていただくようなことで、月額4,900円の基準額ということで設定させていただいているものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 基金3億円というのを見込んでということでございますので、足らなくなったら、また基金も活用できるというふうな意味で、今残額からすればまだまだ残ってると理解いたします。 ただ、もう一つはこの中で新しくワンストップサービス化とか、それぞれの認定数に応じた新しい取組も、重層的な支援もありますので、そのあたりの関係する設備費なり、体制づくりについて、費用については何か試算を加えられているんでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 第7期計画につきましては、施設整備というものを充足しているということで、施設整備は計画には載せてございませんでしたけれども、第8期の計画策定に当たりましては、施設整備につきましてはグループホームと小規模多機能型居宅介護、こちらの2つにつきまして新たな整備をさせていただくということで位置づけさせていただいております。ただ、こちらの小規模多機能型居宅介護につきましては、第7期中に廃止された、もともとございましたけれども廃止された施設でございまして、これを再度第8期に整備させていただくということで、2つの施設を整備させていただくような形で計画の中に盛り込んでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 計画の具体的には、57ページなんですかね、ワンストップ化、窓口のワンストップという形で書かれてたと思います。日常生活を支援する体制の整備、施設については小規模多機能で、これもワンストップだと思うんですが、こういった相談支援体制の市民の相談にワンストップで応じるということについての対応、基盤強化とあるんですが、この点についての盛り込みというのはどうでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) こちらにつきましては、地域包括支援センターにつきましても現実今3か所を設置させていただいた中でより地域に根差した、そういった相談も含めた体制整備をさせていただいているところでございますけれども、より充実したサービスを構築できるように第8期のほうでも考えてございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) ほかにございませんでしょうか。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 私も似たところを聞こうと思ったんですけど、今の話、今、平山次長のあった答弁の話、分厚い参考資料をいただいております78ページ、第8期介護保険事業計画の冊子をいただいている78ページのところに、今の小規模多機能型居宅介護は今ない状況から1事業所で令和5年度には15人入っていただけるような、その表一覧を見ますと、グループホームのことについても答弁いただいたとおり書いておりまして、令和5年度の段階では9人増やして108人ですが、すぐにもうちょっと、もうさらに1ユニット、9人増やして117人までというようなことで書いてあります。あと、通所型も随分増やすような話になってますが、この地域密着型サービスというのは非常に重要になってくるというふうには思うんですが、逆にまた難しいのは地域密着であるということは、当然香芝市民の方であるという状況の中で、その中で需要と供給のバランス、ほかを見るとあまり増えてないというような状況の中で、需要がこれだけ増えてくるというふうに考えられた、その基となるデータというようなものは、何をもって、今の現状どれぐらいで、それをもってさらにどういう傾向があるからこういう需要が増えるだろう、だから供給しなければならないだろうという話になったのかというとこら辺、説明をお願いいたします。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) こちらにつきましては、介護福祉課のほうで持っておりますシステムなんですけれども、こちらにつきまして今の基礎的な数値なりデータを入れますと、将来の推計を計るようなシステムがございます。そちらを参考にさせていただいた中で、第8期計画についてこういうところが需要が要るだろうというようなところを今回整備させていただくなり、増加させていただくような計画を立たさせていただいているようなところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 全然、そういうことで計算されてるという話であれば、それはそれでいいんですけれども、現在のそういう施設等の経営状態等については、利用者さんの定員に対する充足数であるとかも含めた経営状態とかっていうことも含めた上で施設が増設されていくとかというようなことは計画を考慮されているでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) 例えばグループホームでございますけれども、現在6施設、99人分が整備されておりまして、12月時点で入居率が85%となってございます。今後の利用人数を計算する上でサービス利用者が3か月平均3.3%あり、高齢者人口から計算しますと、令和5年度に119人分が必要となってくると、そういうようなことでグループホームについては整備を計画を入れさせていただいているようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第6号の質疑を打ち切ります。 次に、議第7号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) 議第7号ですが、議案書のほうで見てほしいんですけども、議案書の19ページの中に第40条の2の3ですけども、第2行で、1行目から言いますと、オペレーターは専らその職務に従事する者でなければならないと。ただし、利用者の処遇に支障がない場合は、云々と書いてまして、利用者以外の者からの通報を受け付ける業務に従事することができるということで、利用者の処遇に支障がない場合の緩和策が載っているんですが、利用者の処遇に支障がない場合というのは、具体的にはあり得るんでしょうかね。そのあたりの緩和策が今回ポイントだと思うんですが、そういったことについて問題がないのか、そのあたりを確認しておきたいと思います。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後2時49分 休憩              午後2時50分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 平山福祉健康部次長、答弁。 ◎福祉健康部次長(平山訓徳) ありがとうございます。 こちらにつきましては、後日福祉教育委員会のほうでご答弁させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) そのようにお願いいたします。 いいですか。 ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第7号の質疑を打ち切ります。 次に、議第8号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ないですか。 いいですか。次に行きたいと思います。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第8号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第11号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ございましたら、手を挙げていただいて結構です。 ないですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第11号の質疑を打ち切ります。 次に、議第12号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ないようですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第12号の質疑を打ち切ります。 次に、議第13号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ある方は、手を挙げていただいて結構です。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第13号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第19号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ないですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第19号の質疑を打ち切ります。 次に、議第20号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ないようですか。 ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第20号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第21号につきましての総括質疑をお受けいたします。 いいですか。 ないですね。 いいですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第21号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第26号につきましての総括質疑をお受けいたします。 河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。オンライン教育、ICT教育の関係で、先生方に校務用情報端末ということで109台。ごめんなさい、これは具体的に先生方にどういう用途を指示して貸与されるのか、教えていただけますか。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今回の財産取得に当たるパソコンにつきましては、校務用ということでございますので、校務支援システムを操作するのに使うものでございます。子供たちの出席状況ですとか成績処理、また校務上、必要な情報共有ですとかファイルの共有といったようなところで利用する内容でございます。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 今おっしゃられたのは、子供たちというか、学校生活のほうの管理ですよね。それについては、校内共有ができるような感じのサーバーがあるのかクラウドがあるのか分かりませんけども、そういう状況で先生方の端末が全部つながるような状況で運用されるものであるのかっていうのが1つと、そういう情報が入ってる以上は、この端末に情報が入るのか、今申し上げたサーバーに入るのかっていうのが重要になってくるんですけれども、その辺をどう管理されてるのか。それから、貸与はあくまで校内のみで、先生方がサービス残業をしないように、要は家庭に持って帰れないようになってるのかどうか、その3つを教えてください。 ○議長(中村良路) はい、福森教育部長、答弁。 ◎教育部長(福森るり) 今回のものは、あくまでも校務系ということで、教職員が成績処理などの校務に使うものでございます。どこで管理するのかといいますと、サーバー上で管理いたします。これは、校務用でございますので、持ち帰りといったようなことには対応させていただいておりません。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 最後にもう一つ、今サーバーで管理をされております、ごめんなさい、香芝ではじゃなくて、全国でよくある話ですけれども、USB等々にコピーをして家庭内で、さっき言った残業じゃないですけれども、遅れを取り戻すようにやって紛失してしまうような、残念ながら事故が起きています。それについての管理はどこまでされるんですか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) パソコンのそういったデータの持ち出しとかの制御なんですけども、資産管理ソフトというのを入れまして、USB機器とかを接続する場合は、そういった許可を持ったUSB機器でないと接続できないとか、そういった設定をできる環境も整えております。あと、セキュリティーポリシーのほうも作成して、それに基づいた運用ということで管理してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) 暫時休憩します。              午後2時56分 休憩              午後2時57分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 もう一度お願いします。 ◎教育部次長(澤和七) すいません。失礼いたしました。 先ほど申しましたように、USBに落とすのは許可制でございますが、もしそれを落として持ち帰るということにつきましては、基本的には機器、そういったものの持ち出しは禁止、データの管理とか電子メールの送信の基準というものもセキュリティーポリシーを作成して、そちらで基準を決めておりますので、それに基づいて管理してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 はい、筒井議員。 ◆4番(筒井寛) 確認なんですが、各学校別の納品数量の表があります、いただいております。参考資料の冊子の中に各小学校、中学校において何台ずつ職員室へ入れると、こういう話になっておりますが、職員室に入る数が109のうち107、2台は事務室ということですが、これまで既に貸与されているものもあるだろうと思われますので、合わせて全教員の方々に1人1台行き渡ったと、行き渡ることになるというふうに考えてよろしいでしょうか。 ○議長(中村良路) はい、澤教育部次長、答弁。 ◎教育部次長(澤和七) 非常勤の講師を除いて、全ての教職員、それから事務職員も含めまして1人1台配置できる環境が整うことになります。 以上でございます。 ○議長(中村良路) よろしいですか。 ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第26号の質疑を打ち切ります。 以上で、福祉教育委員会に付託を予定をいたしております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 続きまして、建設水道委員会に付託を予定をいたしております議第16号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中山議員。 ◆8番(中山武彦) すいません。1点教えてほしいんですが、今回1,550万円ということで補正を組まれてますけど、公会計の場合にこういった予算の立て方で補正予算をされるということについて、歳出、支出の分についてはこうやって出てるんですが、そのあたりについての考え方というか、どうですかね。結構最初の予算と決算とあるんです、公会計の場合は予算を組むときにこんだけやりますということで、実際最初やるわけで、途中でこういったものが出てくるというものについての、あまりイレギュラーなんで、そのあたりを教えてほしいんですけど。 ○議長(中村良路) はい、葛木上下水道部長、答弁。 ◎上下水道部長(葛木好昭) ご質問、ありがとうございます。 今議員ご指摘のように、公会計につきましては予算の見積りという形で営業目標を掲げております。特に、収入につきましては、自己資金で行うのか、例えば起債とか補助金を使って使用するのかによって考え方が違うと思いますが、香芝市の場合は補正予算をお願いする中で、受水費の補正の1,550万円につきましては、すべて自己資金で補っておりますので、収入についての補正を行っておりません。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 ないですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第16号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第17号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第17号の質疑を打ち切ります。 次に、議第24号につきましての総括質疑をお受けいたします。 よろしいでしょうか。 よろしいですね。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) それでは、ないようでございますので、議第24号の質疑を打ち切ります。 続きまして、議第25号につきましての総括質疑をお受けいたします。 ございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第25号の質疑を打ち切ります。 次に、議第29号につきましての総括質疑をお受けいたします。 はい、中谷議員。
    ◆3番(中谷一輝) すいません。この追加議案なんですけれども、まず和解に至るまでの経緯を大まかに教えていただきたいのと、この訴訟では5,600万円ぐらいの訴訟が480万円の和解金で相手方の方は納得しているのかどうかというところも、まずお聞かせください。 ○議長(中村良路) 津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 和解に至るまでの経緯について簡単にご説明させていただきます。 平成27年2月20日に良福寺地内の市道から歩行中に河川への転落事故が発生いたしました。平成30年9月11日、奈良地方裁判所葛城支部民事合議係から市へ訴状が到達いたしました。 平成30年10月17日に第1回口頭弁論、それ以降、令和2年9月10日まで第10回の弁論準備手続を裁判所から両被告に対しての和解の検討の指示がございました。令和2年10月12日に両被告は和解の席に着くことは可能であると回答を裁判所にさせていただき、令和2年11月9日、裁判所から裁判所が考える和解案の説明がございました。令和3年2月18日、裁判所から和解案が提示があり、今回上程させていただいたものでございます。 それと、和解金額の根拠についてなんですけど、最初にお渡しさせていただいている参考資料に合計5,659万1,037円という原告の損害をもって訴状が到達いたしましたが、それにつきまして裁判所の和解案として負担割合についてもいろいろ原告とお話しした中で、和解金額については治療費関係で45万円、休業損害が310万円、入通院、慰謝料が160万円、後遺障害逸失利益が1,200万円、後遺障害慰謝料が430万円の合計2,145万円が和解金額の根拠として裁判所が示されて、これについて過失相殺率を原告の過失8割とされる2,145万円掛ける20%で、約429万円、さらに既発生の遅延損害金の6割程度をプラスして、和解当初案としては500万円が提示されましたが、しかしながらその後において裁判所のほうから480万円という再提示がなされ、原告と和解に至るようにお話が出来上がったものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) この参考資料のほうなんですけれども、この中で今回の事故に遭われた方よりもまた2年前に、300メートルちょっと離れてるんですけれども、大体同じところで転落の死亡事故が発生しています。今回の訴訟の事故の2年前に事故があって、この2年間というのでどういった対策を行ったんですか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 前回の事故のところについては、かなり高さもございました。そこについては、転落防止柵を設置させていただいた状況でございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) はい、中谷議員。 ◆3番(中谷一輝) じゃあ、その事故のところはかなり高さがあったけれども、ここは高さがないから大丈夫だと判断したんでしょうかね。結局、そのときにこの周りも危険箇所としてチェックして、何か対策してればこういった事故が起こらなかったと思うんですけれども、そのときはここには気づかなかったということですか。 ○議長(中村良路) はい、津本都市創造部次長、答弁。 ◎都市創造部次長[土木課長事務取扱](津本和也) 前回の事故の場所につきましては下り坂で、自転車に乗っておられた方が飲酒されて転落したと。そこの部分については、坂の勾配もありました、高さもあったから、そちらについては危ないという判断をさせていただいて転落防止柵を設置させていただきました。今回ありました場所については、平たんな道で、道の幅員も相当広うございましたので、安全上、問題ないというふうな判断で、ここについてはその当時防護柵、転落柵をつけないという判断に至ったものでございます。 以上でございます。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ほかにないようでございますので、議第29号の質疑を打ち切ります。 以上で、建設水道委員会に付託を予定をいたしております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。 暫時休憩します。              午後3時09分 休憩              午後3時20分 再開 ○議長(中村良路) 休憩を解いて再開いたします。 続きまして、予算特別委員会に付託を予定をいたしております議第18号につきましての総括質疑をお受けをいたします。 はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) すいません。予算の一つ一つについては、また委員会でしっかりやっていただければいいと思うんですけど、総括なんで全体的にまず何はともあれお伺いしたいんですが、市長の今日の施政方針の中で来年度に向けての思いはそれぞれあってと思うんですけど、まず255億円の予算を組まれて、コロナ以外でね、どちらかといえば、これからコロナのあれでまた変わってはくるんだろうとは思うんですけども、まず福岡市長、初めての福岡カラーが出る予算編成だと思いますので、どういう方向性を持って255億円をお組みになられたのか、香芝市をどういうふうにもっていきたいのかをお伺いしたいと思いますから、よろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) この新規の事業政策とかも見ていただいたらある程度分かるかと思うんですが、一番メインとさせていただいているのは、子ども・子育て政策、ここに重点を置いているつもりでございます。先ほどの議案であったように、子供の医療費の助成であったり、民間学童保育の整備事業であったり、第2子以降の保育料の無料であったりと、そういったところに重点政策を置いているつもりです、あとは学校図書に対しても電子化などを進めて、できるだけ子供たちの環境をよくしていこうというふうに考えております。 以上です。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) 分かりました。 それでは、今ちょうど私がお伺いしようと思ったことを市長おっしゃられたんですよ。1つは、先ほどもお伺いしました18歳まで医療費の助成をしていただく、これは大賛成なんですけれども、ただ現場といたしましては現物支給、立替えではなくて現物支給をしたいと。先ほど次長にお伺いしたら、ペナルティーという言葉が正しいかどうかは別にして、減額が約200万円であると。これを考えた場合に、18歳までやるときに現物支給にしていく、本当の今の現状で言った場合に、そういうお声があるということをどう捉まえているのかをひとつお伺いしたい。 それから、民間の学童保育に対する補助を出してるのはあれなんですけども、現実的に公的の学童保育所が老朽化をしてきてる、順次計画的には直していただいているんですけども、早急に直さないといけない、細かい箇所も含めると、そこにも力を入れていただかないといけない。特に、今1年生から6年生まで、昔と比べて一気に全学年が行くようになって、教室を使ったり、先ほどの旭ケ丘でもありましたけれども、学校内にあるほうが安全なんですけど学校外にあるところの問題とか、特にとにかく物を申したいのは、老朽化に対する対応を今回の予算の中に何で入ってないのかなというのがあるんです。その辺についてどのようにお考えになっておられるのか、もう一度お答えいただけますか、ざっくりで結構ですよ。 ○議長(中村良路) はい、福岡市長、答弁。 ◎市長(福岡憲宏) 老朽化については、長寿命化計画にのっとり、その計画にのっとって進めていってるつもりでございます。ただ、議会からいろいろご指摘いただいたように、学校施設を使って学童保育を使ってはどうだというふうなご意見、それを尊重してやっていったつもりです。 あと、トイレのほうも学校のほうはどんどん改修はしていきたいんですが、これも長寿命化計画にのっとってやっていっております。これも議会で教えていただいたみたいに、まずは体育館のトイレなども補正などでやらせていただいてます。少しずつですが、老朽化対策はしていってるつもりでございます。 あと、先ほどの現物支給の話がずっと市長会でも出てる話題ではありますと。ご存じのように、奈良県と長野県がそのような方式を取っていて、ほかのところは大体変わってきていると。要は、大阪からこちらに住んだ方、奈良県に来て衝撃を受けるというふうなことで、できるだけそれをやっていこうというのは、奈良県の市長会全体で考えていって、要望を県とかにも出していってる状況でございますので、決して忘れているというわけではなくて、進めていきたい気持ちはあるんですが、それは県内統一でやっていくべきことかなというふうには思っております。 18歳までの医療費の補助ということに対しては、これほど大きな市というか、子供が大きい市でやってるところはないと思いますので、香芝市としての魅力をアピールしていきたいというふうには考えております。 ○議長(中村良路) はい、河杉議員。 ◆15番(河杉博之) ありがとうございます。 市長が先ほどおっしゃったように、子育てに力を入れたいんだとおっしゃってるから余計聞いてるんですね。長寿命化計画でやっていくのはよく存じ上げております。ただ、喫緊の課題として、子供たちが安全に暮らせる場所の中の学童保育が老朽化になって、なおかつそれを使ってるところのトイレも含めて、学校のトイレじゃないですよ、学童のトイレも含めて、手洗い場も含めて、非常に老朽化とか、えっというようなところが何か所かあるんですよ。そこに手を入れていくべきだと思うので、今回の予算にのってないということはどうなんでしょうかと。子育てを中心にとおっしゃっていただいたので、ぜひともそこを1度見直しをしていただきたいなというふうに思いますので、やっていただこうとしてることは、基本的には理解もしますし、よく分かりますので、その辺について、今回の予算を直接いじることはもちろんできませんので、よくよくもう一度考えていただけたらなというふうには思いますので、またよろしくお願いいたします。答弁は結構です。 ○議長(中村良路) ほかにございませんか。 ないですか。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ないようでございますので、議第18号の総括質疑を打ち切ります。 以上で、予算特別委員会に付託を予定いたしております理事者提出議案の総括質疑を打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程11 理事者提出議案委員会付託 ○議長(中村良路) 日程に従いまして、理事者提出議案の委員会付託を行います。 議第1号、議第2号、議第9号、議第10号、議第14号、議第15号、議第22号、議第23号、議第27号、議第28号につきましては総務企画委員会に、議第3号から議第8号、議第11号から議第13号、議第19号から議第21号、議第26号につきましては福祉教育委員会に、議第16号、議第17号、議第24号、議第25号、議第29号につきましては建設水道委員会に、議第18号につきましては予算特別委員会に付託することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議ないようでございますので、それぞれの委員会に付託することに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程12 意見書第1号 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)」の改正を求める意見書(案) ○議長(中村良路) 日程に従いまして、意見書第1号を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 はい、芦高議員。 ◆1番(芦高清友) ただいま議長のお許しをいただきましたので、提案理由説明をさせていただきます。 提案理由説明に関しましては、さきに意見書に署名していただきました内容を読み上げさせていただきまして、提案理由説明に代えさせていただきます。 「再審法(刑事訴訟法の再審規定)」の改正を求める意見書(案)について。 再審は、無実の人が救済される最後のとりでです。冤罪は、人生を破壊し、人格を否定すると同時に、法制度自体の正当性を失わせるものですが、後を絶ちません。 2010年の足利事件に始まり、布川事件、東京電力女性社員殺人事件から、2016年の東住吉事件に至るまで、無期という重罰事件の再審無罪が続き、2019年に松橋事件、2020年には湖東記念病院人工呼吸器事件でも再審無罪が確定しました。また、2014年には、袴田巌さんが死刑囚監房から解放されるという出来事がありました。 これらの事件で再審開始が認められ、無罪となる過程では、検察が捜査で集めた証拠を隠蔽し、開示しないことが大きな壁となっていました。通常審では、公判前整理手続を通じて一定の要件で証拠開示が制度化されましたが、再審においてはルールがありません。その結果、証拠が開示されるか否かは、裁判官の個別判断や検察官の任意に委ねられることとなり、法の下の平等原則さえも踏みにじられています。 また、再審開始決定に対する検察による不服申立てが許されていることも大きな壁となっています。公益の代表者という検察官の法的地位からしても、裁判官の決定にいたずらに逆らうことは、法的な制限を加える必要があります。 このように、再審における証拠開示制度の確立、検察官の上訴制限が無実の人の救済のための喫緊の課題であり、加えて再審における手続の整備の必要性が強く求められています。 無実の人を誤った裁判から迅速に救済するために、下記のとおり再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を行うことを強く求めます。 1、再審における警察、検察手持ちの証拠の全面開示をすること。 2、再審開始決定に対する検察の不服申立てがいたずらに行われることのないよう制限を加えること。 3、再審手続の整備をすること。 以上、提案理由説明に代えさせていただきます。 衆参議長、関係閣僚へ提出させていただきたく、議員皆様どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(中村良路) この意見書につきましては、議員全てが賛成者として署名されていますので、質疑は省略いたします。 ここでお諮りいたします。 意見書第1号は、香芝市議会会議規則第38条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) 異議ないようでございますので、意見書第1号は委員会付託を省略いたします。 それでは、意見書第1号を採決いたします。 本案を可決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(中村良路) ご異議がないようでございますので、意見書第1号は原案を可決することに決定いたしました。 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 なお、24日は総務企画委員会、25日は福祉教育委員会、26日は建設水道委員会、3月2日から4日は予算特別委員会の日程となっております。所属委員の皆様方には各委員会の付託案件について慎重審査よろしくお願いをいたします。 また、3月8日と9日の両日は一般質問の日程となっておりますので、議員諸公の格段のご協力をお願いをいたします。 本日は、これにて散会いたします。                                 閉議 午後3時33分...